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女性記者のひとりごと vol.35 ワールドカップと税務調査

早い段階で敗退した前回ブラジル大会での雪辱を西野ジャパンが果たせるか
全国の注目が集まるが、実はここにもう一つ、また違った角度から
W杯を見ている目がある。

サッカーW杯ロシア大会の開幕がいよいよ6月14日に迫っている。

早い段階で敗退した前回ブラジル大会での雪辱を西野ジャパンが果たせるか
全国の注目が集まるが、実はここにもう一つ、また違った角度から
W杯を見ている目がある。

税務署だ。

というのも、サッカーワールドカップやオリンピックなどの大規模な世界大会になると、
決まってその時期に合わせて開催地へ「出張」する会社役員がいるからだそう。

出張である以上、会社から出張手当や旅費交通費が出る。
「会社のおカネでワールドカップ観戦」と都合のいいスケジュールを組んでいるのだろうが、
こうした細かい動きにも税務署はしっかり目を光らせているという。

税務上、旅費交通費として必要経費に算入できるのは、実際に業務上で使った部分だけ。
「仕事半分、遊び半分」となると、旅費交通費として落とせるのは半分だけということになる。
「出張なんて真っ赤なウソ。ホントは観戦が目的」というなら、当然すべて「給与扱い」だ。

ある税務署では、日本戦の開催日と開催地を調べ、その時期の出張については
実態確認を厳重に行う構えだとか。開催地ロシアから遠く離れた日本の税務署では、
時間差でワールドカップ旋風が到来しそうだ。

著者: 川瀬かおり

記者/税金ライター

社会部を根城とする税金オタクの女性記者。財務省・国税庁を中心に取材活動を展開すること20余年。事件モノを得意とし、裁判所にも日参する。税金ネタをこよなく愛する一方で、税制の隙間や矛盾を見つけては叩きまくるサディスティックな一面も。趣味は夜討ち朝駆けとクラブ通い。

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