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未来をつくる仕事にキャリアを活かす-なぜ公認会計士がVC(ベンチャーキャピタル)に転職を?

「監査以外の業務をやってみたいけど・・・」とお悩みの方は多いのではないでしょうか?公認会計士の活躍フィールドは広がっているものの、だからこそ選択肢も多く、次のキャリアをどうすればよいのか迷ってしまう方も少なくないようです。
そこで、今回は、株式会社サムライインキュベートというベンチャーキャピタルで働いている、公認会計士の玉木諒氏に、会計士がベンチャーキャピタルの世界で活躍するために必要なことや、ベンチャーキャピタルでの具体的な業務内容について聞いてみました!

株式会社サムライインキュベート 財務責任者/公認会計士 玉木 諒(たまき りょう)氏

はじめまして。サムライインキュベートというベンチャーキャピタルで働いている公認会計士の玉木と申します。スターウォーズの新作にハマってしまい、もう3回も観に行ってしまっています。
ベンチャーキャピタルと聞いて、皆さんはどのような仕事を想像されるでしょうか。会計業界ではまだまだマイナーな業種ではありますが、私をふくめ、近年ベンチャーキャピタルで活躍されるキャピタリストの中にも会計のバックグラウンドを持つ方が増えてきています。
決して平均年収も低くない公認会計士が転職先として選ぶことが増えつつあるベンチャーキャピタル。会計のバックグラウンドはどう活きるのか、そもそもベンチャーキャピタルとはなんなのか。今回はそのあらましを、ごく簡単にご紹介します。

ベンチャーキャピタル(VC)とは

まずはじめにベンチャーキャピタル(VC)のビジネスを一言で説明すると、”未上場のベンチャー企業とよばれる新興企業に出資し、その投資先企業が成長することで将来的にリターンを得る投資事業”です。

投資と言うと、証券市場での株式の売買やFX、不動産投資などを思い浮かべる方も多いかと思います。しかしVCの場合は対象となるベンチャー企業に資金を拠出することで対価としてその会社の株式を発行してもらい株主になり、後々その会社が上場したりM&Aされる際に保有している株式を売却する、というのが一般的なスキームです。

通常の株式投資とは違い、市場で取引されている株式に投資するわけではないため、投資先候補になるベンチャー企業を探してくる”ディールソーシング”と言われる業務や、投資後にその投資先企業が成長するためのお手伝いをする”ハンズオン支援”、最終的に保有株式を売却するために買い手を探したり条件交渉したりするExit(イグジット)と呼ばれる活動など、ベンチャーキャピタリストは様々な業務を行っています。

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