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【インタビュー第三弾】メルカリで働く公認会計士の本音 プロフェッショナルファームとの違い

インタビュー企画「メルカリで働く会計士の本音」。インタビュー第三弾の今回は、公認会計士の野口鉄平氏、深貝晋平氏のお二人に、プロフェッショナルファームからメルカリに転職して感じた「違い」について伺いました。

株式会社メルカリ Accounting & Taxチーム マネージャー 野口鉄平氏(左)同チーム 深貝晋平氏(右)

メルカリへの転職

―野口さんは監査法人からメルカリへ、深貝さんは税理士法人で公認会計士としてのキャリアをスタートしてメルカリにジョインしています。同じ公認会計士でもそれぞれキャリアに違いがありますがどうですか。

野口:考え方や仕事のアプローチの仕方が全然違うなと思います。経験してきた領域が違うので持っている知識の幅は当然違うのですが、深貝さんは税務関係の深い知識があります。一方で監査法人で一般的な会計監査を経験してきた僕のような公認会計士は会計領域の方が得意です。

深貝:僕自身は、メルカリに入ってようやく監査の現場、公認会計士の王道の仕事をしているなとは思いますね。監査法人の対応をしていると、今まで知識としてテキストで記憶してきた情報を実際に現場で「使っている」という感覚があります。受験生のときは監査の勉強が得意だったので「あ、あのとき勉強したことだ!」と嬉しくなったりします。監査法人の先生は、淡々とやっていたりするのですが(笑)

―お二人ともメルカリのスピード感に惹かれて入社したと伺いました。今もそのスピード感は変わりませんか?

野口:スピード感や大胆にやってみようというダイナミックさは今もありますが、今は以前に比べてより正確さも求めるフェーズになったように思います。

深貝:2年半前に入社した当時は5~600人だった組織が今は1,800人くらいになりましたし、グループ会社も増えて、いろんなメンバーが入ってきました。組織が拡大するにつれ、スピード感という点では多少の変化はあるかもしれません。ただ、一つ変わっていないのは、バリューの浸透を重視する点です。ここがメルカリの一番の競争力であり、他社に対して競争優越性がある部分だと思っています。今後もバリューを大事にしながら働いていきたいと思いますし、働きかけたい、発信していきたいと思っています。そこが残っていれば、この会社は大丈夫だと思えるんです。

転職活動について

―では、話を戻して、転職活動について伺います。お二人ともメルカリには7月に入社していますが、転職活動はどのように進めましたか。

野口:本格的に活動したのは6月くらいからですね。その年の始めから情報取集をして、いくつか行きたいところを絞りつつ、5、6月に選考を受けました。忙しさはありましたが、面接場所は監査法人から近い場所が多かったので、効率よく進められました。

深貝:僕も繁忙期に転職活動をしました。忙しいときに転職活動をしたほうが市場に公認会計士が多くないので有利だと聞いたことがありますね。いいチャンスに巡り合う可能性が高まるという意味では、一理あると思います。

-監査法人や税理士法人などプロフェッショナルファームからの転職の場合、どれくらいの経験があるとよいでしょうか。

野口:5年くらいは経験があった方がよいのではないでしょうか。監査法人に5年在籍していれば一通りの業務を経験でき、ある程度レベルの高い仕事も経験できる。そうした経験が事業会社でも活かしやすいと思います。

深貝:同じ意見です。税理士法人でも5年ほど経験を積むと、業務の理解も深まります。その経験が今メルカリでも活きています。

メルカリで感じた“違い”

―野口さんは監査法人からメルカリに転職して業務上のギャップはありましたか?

野口:意外だった点は、監査側から見る事業会社の重要な科目や会計処理と、会社側から見ての大事なところやリスクがあると感じているところがズレている場合が多いことですね。監査法人の時は会計処理的に難しいところや、ミスが起こりやすいところにリスクを認識して重点的に見ています。でも、事業会社からすると、会計処理の難しさと重要さは必ずしもリンクしない、というようなギャップはありました。事業会社の経理を経験して、経理業務はもちろん、監査業務への視点も大きく変わりました。

深貝:改めて事業理解が大事だなと感じました。当時は中国でQR決済が徐々に注目され始めていた頃で、会社全体としてペイメントサービスへの興味関心が高まっている時期でした。そのため、当時の上長から、先行していたLINE PAYのアプリが自分のスマホに入っているか、どんなものかちゃんと分かっているのかと聞かれました。歯切れの悪い回答をしたところ、「じゃあ今すぐ登録して!使い始めて。そんなんじゃ誰も相手にしてくれないよ。」と(笑) すぐに実践してみたら、だんだん会社の目指している方向性も見えてきて、自分でも興味を持って動けるようになりました。スピード感や業務に対する当事者意識というのはより大事な気がしますね。

<メルカリで働く会計士の本音>

【インタビュー第一弾】監査法人からメルカリへ 公認会計士を魅了するメルカリのバリューとは 

【インタビュー第二弾】独自の強みを武器にメルカリで活躍する公認会計士


【インタビュー第四弾】は近日公開!
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株式会社メルカリ
事業内容:フリマアプリ「メルカリ」の企画・開発・運用
所在地:〒106-6118 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー
https://about.mercari.com/

 

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