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女性記者のひとりごと vol.83 野球くじ

「野球くじ」が実現したら早々に買ってみよう。
大当たりしたらまたコラムを書くのだ。
そして非課税であることを目一杯堪能しよう。

新型コロナウィルスの影響で延期されていたプロ野球がようやく開幕する。
日本野球機構は、6月19日から始まるセ・パ両リーグの試合日程を発表。
約3ヶ月遅れの開幕に、球団も選手もファンも大喜びだ(と思う)。
しかし、この失われた3ヶ月が球団経営に与えた打撃は大きいようだ。
開幕してもしばらくは無観客試合や入場制限を設けるなどの対応が必要となる。
野球好きの私としては経営破綻する球団が出やしないか気になって仕方ない。
寄付を募るなどの動きも出ているようだが、どれだけ効果があるものやら。

そんな中で気になるのが、2年ほど前に出ては消えた「野球くじ」構想だ。
日本野球機構(NPB)が、超党派の国会議員でつくるスポーツ議員連盟からの要請を受けて具体的に動いていたという。
狙いは野球振興事業などに使う財源確保。
すでに12球団の代表者会議でも意見交換が行われ、意外と早く実現しそうと思われていた矢先、いきなり「当面見送り」となった。
なんでも資金面等で折り合いがつかなかったらしい。

財源確保に向けて「野球くじ構想」がまた復活しないかな。
実現したら、払戻金はサッカーくじと同じ非課税になるのだろう。
因みにサッカーくじの払戻金の非課税根拠は、税法ではなく「スポーツ振興投票の実施等に関する法律」だ。
非課税規定なのに税法に書いてないのは妙な気もするけど、それは宝くじも同じ。
宝くじの非課税根拠は「当せん金附証票法」だ。
税法の隅っこに非課税コーナーを作って、スピンオフの根拠法を並べてくれれば分かりやすいのに…。

「野球くじ」が実現したら早々に買ってみよう。
大当たりしたらまたコラムを書くのだ。
そして非課税であることを目一杯堪能しよう。
そうだそうだ、そうしよう。

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著者: 川瀬かおり

記者/税金ライター

社会部を根城とする税金オタクの女性記者。財務省・国税庁を中心に取材活動を展開すること20余年。事件モノを得意とし、裁判所にも日参する。税金ネタをこよなく愛する一方で、税制の隙間や矛盾を見つけては叩きまくるサディスティックな一面も。趣味は夜討ち朝駆けとクラブ通い。

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