官報で令和2年度(第70回)税理士試験の施行(変更)の公表があった。試験実施地を変更するというものだ。
群馬県と千葉県が増えた―。
12都道府県で開催予定であった税理士試験。7月7日の官報で実施地変更の公表があった。
東京都での受験会場が東京都と千葉県に、埼玉県の会場が埼玉県と群馬県に分散されることとなり、計14都道府県での実施となるようだ。
「三密」対策を考えた結果であろう。一時は延期や中止も危ぶまれたが、無事に実施される様子で一安心だが、会場でのウイルス対策も気になるところだ。
アルコール消毒の設置や席の間隔をあけるなどの対策が取られることが想定されるが、真夏の税理士試験、窓を開けて試験を実施しようものならば熱中症の危険が受験者を襲う。このあたりはどうなるのか。事前に公表はあるのだろうか。国税庁からの発表も待ちたい。
受験票については7月中旬以降に順次発送される。予期せず都県を超えた移動が必要な場合も大いにあり得るため、東京と埼玉の受験者にとっては例年以上に受験地が気になるところだ。
役所での手続きも例年とは異なっているであろう。受験票が無事に届くことを願う。
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