月次決算時の概算計上

月次決算の早期化を行っている会社は、月次決算中に給与計算結果が出ていないケースが多々あるでしょう。その際には、概算で給与を計上することになり、それに伴い、原価振替も概算で計上することになります。

通常、概算給与額は労務担当者が計算してくれます。先月の給与額をベースに昇給や入退社を考慮して試算するイメージですね。その金額を元に経理側で集計した工数を掛け合わせて、原価振替を行うかたちになります。

給与支給日が近づくと、給与額が確定します。月次決算は既に締まっているため、翌月の月次決算にて、先月概算で計上した給与、原価振替を実績値に修正します。差額を計上しても良いですし、洗い替え方式で、一度先月計上した仕訳を取り消して、実績値で再度計上しても良いでしょう。

おわりに

今回は人件費の原価振替についてご紹介してきました。原価振替は、少し内容が複雑ですが、毎月経常的に発生するものですので、背景を早いタイミングで理解するよう努めましょう。


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