貸借対照表

貸借対照表は流動(当座・非当座)と固定(有形・無形)とに分かれています。まずは流動資産から見てみましょう。リソースがあると思われるのは、棚卸資産、固定資産です。売掛金や受取手形は、販路等と重複しますので、ここでは外します。

棚卸資産

仕入れた商品や仕掛品や半製品、製造に必要な部材などです。注意したいのは、「換金性」があるかどうかは重要ではないということ。次のビジネスに活かせるかが重要なのです。

②固定資産

有形に当てはまるのは、工場、建物、保有株式など。土地や建物といった不動産は、その利用形態を変えることによって高いポテンシャルを生み出す可能性を秘めています。

無形でいえば、特許関係、ソフトウェア、そして保有株式も無形と言えます。

特に、保有株式は、単なる販売契約関係を超えた、強固なパートナーシップがある先でしょう。その企業が持つ「リソース」が自社のリソースとして活用できる可能性もあります。

以上、P/LとB/Sの中から次なるビジネスのリソースになりそうなものについてざっとご紹介しました。

次回は、どのような活用方法があるのか、具体例とともにご紹介していきます。


バナーをクリックすると㈱レックスアドバイザーズ(KaikeiZine運営会社)のサイトに飛びます

最新記事はKaikeiZine公式SNSで随時お知らせします。

 

◆KaikeiZineメルマガのご購読(無料)はこちらから!
おすすめ記事やセミナー情報などお届けします

メルマガを購読する