繰延資産を用いて利益の調整が可能?
会社法の繰延資産の償却は任意償却が可能となっています。つまり発生してから暫く償却処理(費用化)を行わずに、耐用年数の間近になって一時的に償却しても良いことになります。利益調整と見られかねませんが、制度的には可能となっています。顧問税理士さんなど、専門家の意見を聞きながら、処理を検討することをおすすめします。
おわりに
今回は繰延資産についてご紹介してきました。繰延資産は本来費用で計上されるものを、資産に計上して、数年間に渡り費用化する会計処理です。対象経費の種類によって耐用年数や償却方法が変わってきますので、各諸規定や顧問税理士など専門家に相談しながら、適切な処理を行いましょう。
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