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【非営利法人の会計と制度】その4 ~①社会福祉法人の制度について~

非営利法人の会計と制度において、その1では非営利法人全体について法人類型別の制度改正と会計基準などの概要を、その2では学校法人の制度と会計を、その3では公益法人の制度と会計をお伝えしました。今回はその4として、①社会福祉法人の制度について少し詳しくご説明します。

1. 社会福祉法人の事業と認可について

社会福祉法人とは、社会福祉事業を行うことを目的として、社会福祉法の定めるところにより設立された法人をいいます。ここでいう社会福祉事業とは、社会福祉法第2条に定められている第一種社会福祉事業及び第二種社会福祉事業をいいます。また、社会福祉法人は、公益事業及び収益事業を行うこともできます。これらの事業の具体例は、次の通りになります。

(1)社会福祉事業

①第一種:特別養護老人ホーム、児童養護施設、障害者支援施設、救護施設など

②第二種:保育所、訪問介護、デイサービス、ショートステイなど

(2)公益事業

子育て支援事業、介護予防事業、有料老人ホーム、行政や事業者等の連絡調整事業など

(3)収益事業

貸ビル、駐車場など

 

社会福祉法人の設立には所轄庁による認可が必要であり、この所轄庁は原則として法人の主たる事務所が所在する都道府県となります。なお、法人が行う事業が法人の所在する市内であれば、その市が所轄庁となります。

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