【勉強中の睡眠について】

勉強していると睡魔に襲われることがあります。特に、昼飯を食べた直後は、それはもうつらいです。そんな時は、周りの目を気にせず、素直に寝ましょう。頭をカクカクさせながら、無理に頑張っても勉強の質があがることはまずないので、時間がもったいないです。それでしたら、10分程度寝れば、結構脳がすっきりしますから、そこから最大のパフォーマンスで勉強しましょう。私は、時には1日3回以上寝ていたかもしれませんので、周りの人は「自習室に寝に来ているな」と思われていたこともあるかもしれません。そんなことは知ったこっちゃないのです。合格するために、勉強の質を上げるために、寝るのです。もちろん、30分とか寝たら寝すぎですから、注意してくださいね。
【血糖値のコントロール】
勉強する上で血糖値のコントロールも大事です。

おなかが空くと、イライラして不機嫌になる経験はないでしょうか。これは空腹で体内の血糖値が下がりすぎ、脳にエネルギーが回らなくなるために起こる現象です。従って、勉強のパフォーマンスは、血糖値のコントロールが大きく影響しています。血糖値とは、血液に含まれるブドウ糖の量のことで、炭水化物(糖質を含む)を摂取することでブドウ糖ができ、このブドウ糖が血液によって脳に運ばれ、脳のエネルギー源になります。しかし、大量に摂取すると、インスリンが大量に分泌され、血糖値が急激に下がり、ブドウ糖が脳に回らなくなります。すると、集中力が続かなくなります。
つまり、集中力を持続させるためには、血糖値を一定にコントロールするような炭水化物の戦略的な摂取が必要となります。
ここで、飴やチョコレートは、血糖値を急上昇させ、その後、一気に血糖値を低下させます。従って、長時間の勉強には向きません。どうしても食べたい場合は、ビターチョコレートなど糖質が少ないものを選ぶのが良いでしょう。また、血糖値を下げずに、おなかを満たすには、ウィーダーインゼリーやバナナがおすすめです。
ここで甘党の方は、どうやってストレス発散したらいいんだ!って思いますよね。もちろん、勉強には自分へのご褒美の設定も重要です。ですので、甘党の方におすすめなのは、食後にデザートを食べることです。食後であれば血糖値が上がっている状態なので、急変動することはなく大丈夫なのです。



