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基礎から分かる移転価格税制⑰ 独立企業間価格の算定方法(PS法):元国税庁国際担当官 多田恭章の海外取引に関する税金知識

移転価格税制は、海外の関連企業(国外関連者)との取引について、取引価格を「独立企業間価格」に引き直して課税するものです。日本では、独立企業間価格の算定方法として6つの方法が規定されています。今回は、このうち「利益分割法」を取り上げます。

日本では、独立企業間価格の算定方法として、次の6つの方法が規定されています。

 

今回は、このうち利益分割法ついて説明します。

利益分割法(PS法:Profit Split Method)とは

利益分割法は、国外関連取引により日本法人及び国外関連者に生じた営業利益を合算し、その合算した営業利益(合算利益)を一定の基準により分割し、その分割された営業利益に基づいて独立企業間価格を算定する方法をいいます。

利益分割法には、いくつかの種類がありますが、実務上は「寄与度利益分割法」と「残余利益分割法」という2つの方法がよく用いられます。

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