みなさまこんにちは!一時期、感染者数が高止まりしつつあったコロナですが、ここ最近また増加しています(2020年11月19日現在)。経済も止めたくないし、感染も広げたくないし…本当に悩ましい。ワクチン等の開発が早く進むようにと祈るばかりです。

一年前まで全く予想もしていなかったような社会。マスクをし、一日に何度も消毒液を使用します。そのような生活にもだいぶ慣れてきました。そしてこのコロナ禍で大きく変わったことの一つに、セミナー等の「オンライン化」があります。

私自身、2019年は、夏以降、全国の商工会議所に出向いてセミナーをたくさんさせていただきました。セミナー会場で、納税者や商工会の方々とお話することにやりがいや楽しさがありましたし、そこに行くまでの駅弁や、普段乗れない電車に心躍らせたりしました(笑)。2時間のセミナーのために1日かけて往復することもありました。効率の点で言ったらよくないのかもしれません。でも、対面でのセミナーは参加者の反応が見られますし、質問も出やすいです。その質問から別の参加者に新しい気付きが出ることもあります。例えば、消費税の軽減税率のセミナーでは、「こういう場合はどうなるの?」という質問があれば、私がお答えする過程で別の方から「うちも似たようなケース考えられるけど、この場合は…」のように広がるのです。即答できずその場で調べる、なんてこともありました。場合によっては参加者どうしのワークも取り入れることで知識が広まります。今こうして書いていても数々のセミナーを思い出し、「去年はよかったなぁ~」なんて思ってしまいます。

一転、今年になって、セミナーはオンラインでのご依頼が増えました。オンラインのメリットは、なんといっても往復時間がかからないことです。とはいえ、私の場合は自宅(事務所)からのもののほか、収録場所まで行って、そこからオンラインというものも多いので、その場合は撮影場所までは行くことになりますが。作成したパワーポイント等の資料も映せるので、資料作りの内容もそれほど大きくは変わりません。ただ、ワークのようなものはできないので、その辺りは工夫が必要です。

また、全国どこからでもご参加いただけるのもメリットです。東京開催のセミナーを全国どこからでもご参加いただけるのは、リアルセミナーではできない大きなメリットだと思います。セミナーによってはあとでいつでも(または期間限定で)見られるものもありますので、オンタイムで参加できない人にも聞いていただける、というメリットもあります。