いい医師は「しっかり時間をかけてくれる」医師
精神科系の疾患は、数値で診断することが難しい場合が多くあります。体の病気のように「血液検査でこの数値が高かったら病気です」とはいかないのが普通です。そのため、診断するためにはきちんと患者さんの症状や、症状が出るまでの経緯を聞き出し、多面的な判断が必要になるのです。
患者さんはもちろん素人ですから、完全に「いい医師」を見分けるのは難しいものがありますが、以下のようなポイントはヒントになるかもしれません。
・診察に時間をかけてくれる
現代の精神科医療を皮肉った言葉で「5分診療」という言葉があります。ささっと話を聞いて、薬を出して終了、という医師がいるのも事実なのです。しかし、心の不調は患者さんの過去からさかのぼって話を聞いたり、現在の困っていることについて一緒に考える必要があります。そのため、きちんと診察時間を割いてくれる医師が理想です。
・薬の説明をきちんとしてくれる
症状がいまいちよくならないのに薬だけが増えていく、しかもなんの薬なのかよくわからない、という場合は要注意。行くたびに薬の量が増えたり、どんどん追加で薬を処方される場合はきちんと説明を求めましょう。きちんと答えてもらえない場合は、セカンドオピニオンを求めることもひとつの手です。
・薬の調節をきちんとしてくれる
機械的にいつも同じ量の薬を処方するのではなく、副作用の有無、以前に比べて症状はどうかなどを確認してくれる医師は、いい医師といえるでしょう。改善が見られない場合は違う薬を検討してくれるのもよいことです。
・目を見て話してくれる
患者さんを前にしても、パソコンの画面ばかり見ていて目を見てくれない、それは医師でなかったとしても不信感が募ります。きちんと目を見て話してくれるかチェックしましょう。
診察を受ける側が気をつけたいこと─話すことはあからじめメモ
受診する側にも、気をつけたいポイントがあります。それはまず、医師にきちんと情報提供をすることです。繰り返しになりますが、心の病気は患者さんの生活環境に大きく依存します。関係ないかも? と思うことでも、医師には告げたほうがいいでしょう。
また、薬を処方されている場合、自己判断で服用を中断するのは絶対にNGです。副作用がひどい場合などには、別の薬を検討してもらえることもあります。薬に関する疑問点なども、こまめに相談しましょう。
受信する前にまとめておくと便利なのはこんな内容になります。
・症状の様子(以前と比べてどうか)
・症状が現れやすい、または強くなるタイミング(月曜日がつらい、夜がつらいなど)
・最近あった身の回りの変化(昇進、結婚などいいことも含め)
・薬の副作用
・薬の服薬方法
その他のことも、言い漏れがないようにあらかじめメモにしてまとめておくのがおすすめです。
互いに信頼しあって、治療効果を高めていきましょう。
個別転職相談(無料)のご予約はこちらから
最新記事はKaikeiZine公式SNSで随時お知らせします。
◆KaikeiZineメルマガのご購読(無料)はこちらから!
おすすめ記事やセミナー情報などお届けします





