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こんなタイプは要注意 働く人の「うつ病」

「うつ病」という言葉は、メディアによっても頻繁に取り上げられ、馴染みのある言葉になりました。しかし、うつ病について正しい知識を持っている人はどれほどいるでしょうか? 今回はうつ病のなかでも、働く人が注意したいうつ病について見ていきましょう。

うつ病(抑うつ障害)の症状―身体症状にも注意

うつ病にはさまざまなタイプがありますが、一般的に言われるうつ病は「抑うつ障害」という病名になります。何をしても楽しくない、気分が落ち込んで無気力状態になるといった症状が特徴です(下図参照)。

うつ病(抑うつ障害)の症状

精神症状に関しては、「今までそんなことなかったのに、最近いつも感じる」というのが注意のポイントです。今までは集中して仕事ができていたはずなのに、最近は集中力が続かない、というのは注意信号。医療機関を受診しましょう。
うつ病は心の病気であるために精神症状が脚光を浴びますが、実は、ストレスが身体症状として出てくることもあります。初期にはこれらの身体症状が内科的な病気なのでは、と思ってうつ病を見逃してしまうことも少なくありません。

「真面目でこだわりが強い」人は要注意

うつ病になりやすい性格傾向というのがあります。
・こだわりが強い
・生真面目
・完璧主義
・他人に気を遣いすぎてしまう
これらの人たちは、自分に厳しかったり、理想の水準が高い、素晴らしい人だと言えます。しかし、目標を達成できなかったり、少しの失敗なども許せないと、それはストレスとなり、心を蝕んでいきます。もちろん、上記の性格だからといって必ずうつ病になるというわけではありません。しかし、ストレスを受けやすいというのは事実です。

職場でのストレスが、うつ病の原因になりうる

うつ病の原因は、まだはっきりとはわかっていません。脳の神経伝達物質のバランスが崩れるといった仮説が立てられています。
発症の大きなきっかけになるのは、ストレスです。社会で働いていると、誰にでも精神的・肉体的なストレスがかかります。上司・部下・同僚・取引先との人間関係のストレスや、残業などによる身体的なストレスなど、さまざまなストレスの種が潜んでいます。
また、環境の変化もストレスになります。昇進、転職、結婚など、世間的に「よいこと」だとしても、知らず知らずのうちにプレッシャーがかかり、ストレスとなるので注意が必要です。

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