9.認知容易性
人間は、100%知っているものと、100%知らないものに興味を抱きません。
例えば、カップラーメン。コンビニエンスストアに行けば、それはたくさんの種類が存在しますが、「カップラーメン」そのものに興味を持つ人はほとんどいないでしょう。
同様に今まで聞いたことも見たこともないものにも興味を持ちません。
例えば、難しい専門書。
その道の人であれば気になるかもしれませんが、それ以外の人にとっては手に取ろうとも思わないものです。(書店に行くと、似た棚に行きますよね)
その商品やサービスを見聞きすれば、おおよそ何かがわかる。ここが大切なのです。
仮に「音声入力型の電卓」なるものが新発売されたとします。
どうやって音声入力するのかはわかりませんが、おそらく声で数字を入力する電卓、つまり計算するものであることはわかります。
ある程度まで想像がつく。そして微妙にわからない部分がある。人はそこに興味を惹かれるのです。
10.循環性
需要があり、継続性がある。
これによって、ビジネス全体が回りだす。この性質を描いた図として有名なのが、アマゾン創業者のジェフ・ペゾスさんが最初に描いたとされるものです。

実際の発想に使うために、もう少し簡略化したのが次の図です。

4つの枠のうち、最初に決めるべきは、右下の「顧客体験」です。
その商品やサービスを利用すると、利用者はどのような体験ができるのか、です。
そして、上部の機能と価値がこの顧客体験の実現を支えます。
この中でも最も重要なのが、左下にあるトラフィック(データ)です。
この図が回転し続けることで、ここがどんどん積み重なり、次の機能や価値を追加していくバックグラウンドになるのです。
以上、前回に引き続き、アイデアを精査する10のポイントについてご紹介しました。
アイデア精査に客観的視点は欠かせません。ぜひこれらのポイントを活かして、成功の確率を引き上げ、大きな収益源の実現へとつなげてください。
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