こんにちは!今年の確定申告の期限は4月15日でした。みなさま確定申告お疲れさまでした!
終わったばかりでなんですが…今だからこそ、来年の確定申告に向けて「これだけは習慣づけておきたいこと」について、個人事業主向けにまとめてみたいと思います。

行政書士の山尾加奈子さんからご依頼いただき、YouTubeに出演しました

今年の確定申告が終わったばかりですが、すでに2021年ももうすぐ4ヶ月が過ぎようとしています。1年の3分の1…、あっという間に年の瀬がやってきそうです。(書いていて自分でも時の速さにゾッとします。)

毎年、年一回、確定申告だけお仕事をご依頼いただくお客様もいらして、1年分の領収書や請求書、通帳コピーなどを送っていただきます。

そこで、通帳の入出金で「これは何の入金?」「これは何の費用?」と分からなかったり、カード明細の「これは何を買ったもの?」というもの、「請求書があるけど、どこから払ってるのか?」など…私には分からないことがあるので、お客様にお聞きします。

その際、時々、「えーっと何の入金(出金)だったかなぁ」とか「どの口座から支払ってたかなぁ」と、すぐにお答えいただけず、お調べいただいてお返事いただくこともあります。

また、カード明細が、抜けている月もあったりして「〇月分と〇月分をください」とお願いすると、「去年の1月分はダウンロードできませんでした」ということもあります。

というわけで、年が明けてから準備してもなんとか確定申告書はできますが、まとめて1年分を調べるのはとても大変なので、日ごろから心掛けていただきたいことをまとめてみたいと思います。

①領収書は費目ごとに分ける

1年分の領収書をドバーっとお送りいただくことがあり、その整理はけっこう大変です(笑)。量が多いと特に。できれば、費目ごとに分けておくと入力がラクになります。「交通費」「飲食代」「消耗品」「通信費」「税金、年金」など。日付順にする必要はあまりありません。

②通帳記帳、カード明細のダウンロードを毎月する

ネットバンキングの場合、通帳明細の過去分のダウンロードできる期間が1年分だったりすると、確定申告の3月ごろに、前年1、2月分がダウンロードできない可能性があります。カード明細のダウンロードも同様です。また、紙の預金通帳の場合でも、長期間記帳をしないと、一定期間分を合計額で、「入金〇件 XX,XXX円、出金〇件XX,XXX円」のように印字されてしまいます。内訳を知るためには、銀行に問い合わせる必要があり、少し日数を要することになります。

また、ダウンロードしたり、記帳したりしても、そのままではそれぞれの内容が分からなくなってしまうので、余白部分に「〇〇代」などとメモ書きするようにしましょう。