2021年(令和3年度)第71回税理士試験会場について、ようやく国税庁から発表があった。昨年とは、がらりと会場の場所が異なる地域もある。新型コロナウイルスの感染予防・健康管理に十分注意し、万全の態勢で受験生は試験に臨んでほしい。

昨年の第70回税理士試験は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で実施が危ぶまれ、やきもきした受験生も多かった。そしてようやく試験会場が決まったものの、8月に入り会場の変更があり戸惑いも見られた。
今年もなかなか試験会場の発表がなかったが、ようやく本日、第71回税理士試験について、12都道府県、18か所の試験会場が発表された。

昨年は7月に14都道府県、16か所すべての試験会場が発表された。しかし、8月に入り税理士試験本番が目前に迫る中、千葉県幕張メッセで実施予定であった1万5000人の受験者のうち、約半数を東京都のTOC展示会場 、TKP市ヶ谷カンファレンスセンター 、神奈川県の横浜アリーナへ分散させるという発表があり、交通や宿泊の手配などに戸惑った受験生も多かったであろう。
【速報】2020年(令和2年度)第70回税理士試験の詳細発表!東京国税局・幕張メッセが会場に!!発熱者は受験できないので健康管理も必須!
【8月6日速報】受験票に注意!2020年令和2年度(第70回)税理士試験の試験場の変更(千葉県「幕張メッセ」会場の受験者)について
昨年の会場と比較してみると、北海道が1か所から2か所に、関東は東京都、埼玉県で計5か所すべての会場が大学となっている。昨年はイベント会場がメインであったが、大阪府も含めて今年は大学での実施が目立っている。
これには、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種会場との兼ね合いなのかとも推測されるが定かではない。
国税庁のホームページでは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止を踏まえた注意事項についても周知されており、内容をしっかり確認した上で、受験生は万全点の体制で試験に臨んでほしい。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止を踏まえた注意事項について