3.リターン

(1)平均年収
各資格保持者の平均年収をまとめたのが次の表です。

* 専門学校HP、各種サイト、また資格保有者へのヒアリング等をもとに推計(*2、3)
高い順に弁護士、会計士、司法書士、税理士、行政書士、社労士となっています。弁護士と社労士を比べると倍以上の差が生じており、コストに比べるとその差は広がっています。なお累進課税制度の影響により額面(税引前)の2.3倍に対し、手取り(税引後)は2.1倍に縮まります。
医師については1,230万円(額面)と、弁護士を超えて最も高い年収となっています。とはいえその差は130万円であり、コストに比べると縮まっています。
(2)生涯収入
続いて、平均年収を基に生涯収入をまとめたのが次の表です。なお収入を得る年数については資格取得にかかる期間を加味して算出しています。

* 年数の算出方法
会計士:資格取得期間を3年(20~22歳)とし、年数は23歳~65歳とした
税理士:資格取得期間を6年(20~25歳)とし、年数は26歳~65歳とした
弁護士:大学院2年、司法修習生1年とし、年数は26歳~65歳とした
司法書士、行政書士、社労士:資格取得期間を2年(20~21歳)とし、年数は22歳~65歳とした
医師:大学6年、研修医2年(*4)とし、年数は26歳~65歳とした
生涯収入は、高い順に弁護士、会計士、司法書士、行政書士、税理士、社労士となっています。年収では4位税理士、5位行政書士となっていましたが、ここでは行政書士の方が上となっています。これは税理士資格の取得には長い時間がかかり(ここでは6年間と想定)、その分、収入を得られる期間が短いためです。また、1位の弁護士と6位の社労士の間には手取りで1億4,900万円と倍近い差が生じています。
医師については弁護士を超え、額面で見ると5億円を超える生涯収入となっています。



