■第2回公募の申請のポイント

事業再構築補助金の申請は、Jグランツから電子申請で行います。申請サイトはこちら(https://jigyou-saikouchiku-shinsei.jp/)です。

申請にあたって、Jグランツのサイトへの情報の入力と添付書類が求められます。

申請方法については以前の記事にも記載しましたが、必要な書類などが一部変更になっておりますので、主なものについて改めてお伝えします。

○入力が必要な情報

  • ・会社の基本情報(設立日や資本金、従業員数、株主、役員など)
  • ・売上高減少の内訳(前述した売上減少要件に関する各月の売上高)
  • ・補助事業計画名(30字程度)
  • ・補助事業の概要(100字程度)
  • ・事業再構築の類型、事業再構築前後の業種
  • ・収支計画
  • ・認定経営革新等支援機関の情報
  • ・これまでに交付を受けた補助金の実績
  • ・経費明細(どのような経費をいくら申請するか)

○添付書類

  • ・事業計画書(補助事業で取り組む内容などを記載します)
  • ・認定経営革新等支援機関による確認書
  • ・売上高を減少したことを示す書類

申請に用いる(2020年10月以降の)任意の3か月の売上と、比較するコロナ前の期間(2019 年または 2020年1月~3月)の売上が分かる確定申告書。確定申告が終わっていない期間については、売上台帳や試算表などを提出します。

  • ・決算書(2期分)
  • ・ミラサポplus「電子申請サポート」により作成した事業財務情報

経済産業書のミラサポplusのサイトにて、決算数値を入力すると作成される事業財務情報を添付します。

事業財務情報の作成手順は、「事業再構築補助金を申請したい方向けミラサポplusの操作マニュアル」(https://mirasapo-plus.go.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/04/23150653/mirasapo-manual.pdf)をご参照ください。

この中で、準備や作成のハードルが高いのは、事業計画書と収支計画になるでしょう。そこで、これらの作成のポイントをお伝えします。

○事業計画書

次の1~4の項目について、A4サイズで計15ページ以内(補助金額1千500万円以下の場合は計10ページ以内)での作成を勧められています。

1. 補助事業の具体的取組内容

  • ・現在の事業の状況
  • ・強み、弱み、機会、脅威
  • ・事業環境や事業再構築の必要性
  • ・事業再構築の具体的内容(提供する製品・サービス、導入する設備、工事等)
  • ・補助事業にて投資する建物の建設・改修等の予定、機械装置等の型番・取得時期、技術の導入や専門家の助言等のスケジュール
  • ・事業再構築の類型(「事業再編型」、「業態転換型」、「新分野展開型」、「事業転換型」、「業種転換型」)のどれに当たるかとその説明(事業再構築指針を踏まえて)
  • ・どのように他社や既存事業と差別化して競争力強化を実現するか(その方法や仕組み、実施体制など)

2.将来の展望(事業化に向けて想定している市場及び期待される効果)

  • ・想定するユーザー、マーケット、市場規模
  • ・価格面や性能面での優位性、収益性
  • ・事業化にあたっての課題やリスクとその解決方法

3.本事業で取得する主な資産

補助事業によって、単価50万円以上の資産(建物、機械装置・システム等)がある場合、その名称、取得予定価格等を記載します。

4.収益計画

収支計画については後述しますが、数値の計画に加えてその算出根拠を記載します。

また、他に次の内容も記載します。

  • ・事業の実施体制
  • ・スケジュール
  • ・資金調達計画

ここで、申請する事業が「事業再構築指針」に示す「事業再構築」の定義に該当することを示す必要があります。これは補助金の申請要件にもなっており、審査の観点でも重要な点になります。

事業再構築指針については、「事業再構築指針の手引き」(https://www.meti.go.jp/covid-19/jigyo_saikoutiku/pdf/shishin_tebiki.pdf)を参照するとよいでしょう。事業再構築の類型ごとに、どのような要件が設けられるかが記載されています。

たとえば、新分野展開型の場合、①製品等の新規性要件、②市場の新規性要件、③売上高10%要件という要件があります。

事業計画書の「1.補助事業の具体的取組内容」の中で、取り組む事業がこれらの要件を満たすことを説明します。