2023年10月から消費税の適格請求書等保存方式(インボイス制度)が導入され、消費税の申告が複雑になる。一連の申告手続きが適正でなければ、取引先が消費税の仕入れ税額控除の適用が受けられなくなるだけに、実は経営上深刻な問題を含んでいる。2021年10月からは、事前準備となる手続きが開始されるが、国税庁では、これに合わせる形でホームページ上に掲載している「インボイス制度特設サイト」をリニューアルし、インボイス制度に関する周知をより一層充実させている。

仕入税額控除方式である適格請求書等保存方式(インボイス制度)が導入され、適格請求書(インボイス)を発行できるのは、「適格請求書発行事業者」に限られる。そして、適格請求書等保存方式へ対応するための事前準備となる適格請求書発行事業者の登録申請受付開始の今年10月まで4カ月を切っている。

国税庁では、これに合わせる形でホームページ上に掲載している「インボイス制度特設サイト」をリニューアルするとともに、インボイス制度に関する周知をより一層充実させるための施策を始めた。

国税庁「インボイス制度特設サイト