相談センターを「軽減・インボイスコールセンター」に名称変更

これまで軽減税率制度及びインボイス制度に関する一般的な相談は「消費税軽減税率電話相談センター」で受け付けていたが、10月の登録申請開始以降はインボイス制度に関する問い合わせの増加が想定されることから、インボイス制度に関する相談窓口であることを明確にするため、「軽減・インボイスコールセンター(消費税軽減税率・インボイス制度電話相談センター)」に名称を変更した。

利用する場合は、専用の電話番号(0120-205-553)に掛けて、音声ガイダンスに沿って知りたい内容(「インボイス制度の登録申請手続」、「帳簿・請求書などの記載事項」、「その他の軽減税率制度・インボイス制度」)の番号を選択する。受付時間は、午前9時から午後5時までで(土日・祝日を除く)、通話は無料だ。

また、具体的に書類や事実関係を確認するなど、電話での回答が困難な相談を希望する場合は、所轄の税務署に電話して相談日時等を予約することで、ゆっくり相談ができる。

定期的にオンライン説明会を開催

今回の各種施策の中でも目玉と入れるのが、新型コロナウイルス感染症に伴う移動自粛が行われていることから、全国どこからでも誰でも無料で参加できるインボイス制度のオンライン説明会の実施だ。

オンライン説明会はZoomを使用して行われ、国税職員が講師となり制度の基本的な仕組みや適格請求書発行事業者の登録申請手続きについてわかりやすく解説し、その後は質疑応答も受け付ける。質疑応答は、チャット機能を利用して質問を受け付けて口頭で回答する。

参加希望者は、インボイス特設サイトから外部の申し込みサイトにアクセスしてオンラインで行う。

6月以降定期的に開催することとしているが、サイトのオープン時に決定していた6月14日開催の説明会については、数日で申し込みが定員(各100名・先着順)に達してしまうほどの盛況ぶりだ(次回は6月29日で、受付は6月15日午前10時から)。なお、7月以降は週1回の予定で開催されるので参加を希望するのであれば、こちらも定期的にサイトで開催日を確認したい。