2.リモートワークによる影響が大きい税理士業界

コロナ禍以前は、当たり前のように人と対面で営業を行っていた方も、現在ではリモートワークでの業務を強いられていることでしょう。そんな変わりゆく時代のなかで、新しいお客様を増やすことができるのか不安を感じている税理士も多いです。これまでは人脈や紹介でお客様を獲得できていた税理士が、コロナ禍で同様に顧客を増やすには何が必要なのでしょうか?

このような状況下では、税理士業界においては特にWeb広告やSNSなどのマーケティングに力を入れるべきだと考えられます。

Web広告やSNSでのマーケティングを活用すれば、実際に訪問せずとも、自宅に居ながら新規の顧問先を得られます。その際、顧客を得やすいようにホームページの添削や、「会計事務所ホームページテンプレート」を使用した支援も行い、さらに効率的に顧問先の獲得を目指すことが可能です。

また、顧問先からの相談を対面に限定させていると、コンサルティングの幅が狭まり、ニーズとの不一致が起こってしまいます。すると、顧問契約解除や新規の顧問契約が結べないリスクが高まる可能性も生まれてきます。今後は、zoomやチャット、メールなどを活用してお客様の要望をヒアリングし、解決できる能力がより重要となるでしょう。

3.一般社団法人中小企業税務経営研究協会について

引用元:一般社団法人中小企業税務経営研究協会公式HP

■マーケティング・事務所運営
一般社団法人中小企業税務経営研究協会
代表理事 藏田 陽一 様

3つの法人専門・資産税専門の会計事務所を経て、2008年に税理士登録・蔵田経営会計事務所を独立開業。税理士による会計事務所支援のため、2015年5月に理事である大野晃氏と共に、一般社団法人中小企業税務経営研究協会を設立。会計事務所を経営するなかで得た知見に裏付けられた、税務顧問契約を獲得できる「会計事務所ホームページテンプレート」を提供し、徹底したアフターフォローも行っている。

 

■コンサルティング
一般社団法人中小企業税務経営研究協会
理事 大野 晃 様

一般社団法人中小企業税務経営研究協会の理事であり、会計事務所RPA研究会の取締役・レッドスターコンサルティング株式会社の代表取締役など10以上の副業を行っている。5000人を超える税理士向けの会計事務所経営セミナーの講演実績と、10年近くの税理士事務所経営経験から、年間2000人以上の会計事務所税理士から相談を受けている。現在、予防税務調査アドバイザーとして融資支援・事業再生を行うことも視野に入れており、今後の幅広い活躍に期待が寄せられている。

 

立ち上げの経緯

人気の高いIT業界と比べ、若者の受験者が減少傾向にある税理士業界を、税理士が憧れるような職業になるように盛り上げたい、支援したい、と藏田 陽一代表理事が大野 晃理事に声を掛けし、共同で一般社団法人中小企業税務経営研究協会を設立。

 

協会が支援できる内容

会計事務所経営に悩む方に向けた、以下の幅広い支援を行っています。自身の成功事例を元に、顧問先のお客様の経営状況改善を目指します。

  • • 会計事務所経営の相談
  • • クラウド会計等の事務所の効率化
  • • インターネットマーケティングによる集客
  • • 顧問料UPの要求
  • • スタッフ採用戦略

 

これから税経会で特に支援していきたい領域

今後変わりゆく税理士業界で差別化を図るため、幅広い支援ができるよう以下の支援に特に力を入れています。

  • ・コンテンツ面での支援

税務顧問業務に付加価値を加える上で、今後特に力を入れる部分に、融資支援・事業再生があります。そこでは、いかに国税調査官の目線を持てるかが重要です。実際、税理士はグレーゾーンの経費については完璧にはわからない背面があり、抽象的な事業税を見抜く最後の採点者は国税調査官です。国税調査官目線を用いたアドバイスの活用や、実際にその目線をお客様自身が身に付けることができれば、結果的に売上アップに繋がります。

お客様が求めていて、どんな方でも実践がしやすい、税務会計以外の多岐にわたるスキルを学べるコンテンツを用いた支援も行っています。また、自身もどんどん新しいことを実践し、そこで学んだことを元にコンサルティングをすることで、よりリアリティのあるコンサルティングの提供も可能です。

  • ・マーケティング面での支援

いくらコンサルティングが優れた内容で、魅力的な会計事務所でも、集客が不十分では経営が難しくなります。特に、コロナ禍では実際に足を運んでの集客が困難で、経営縮小による顧客契約解除も大いに考えられます。この事態に対応するため、集客に繋げるホームページの添削や、税務顧問契約を獲得できる「会計事務所ホームページテンプレート」の提供を行い、マーケティング面での支援に力を入れています。