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【事業再構築補助金】採択結果や要件を満たさなかった申請の事例比較

事業再構築補助金の第1回公募の採択結果が発表されております。第1回公募の採択結果と読み取れる傾向をまとめました。今後の事業再構築補助金の申請の参考にしていただければと思います。

■事業再構築補助金の第1回公募の採択率

事業再構築補助金の第1回公募について、緊急事態宣言特別枠、通常枠、卒業枠、グローバルV字回復枠に分けて採択結果が発表されております。

それぞれの枠の応募数、採択数、採択率をまとめると次のようになります。

事業再構築補助金第1回公募の結果について(事業再構築補助金事務局)より集計

https://jigyou-saikouchiku.jp/pdf/result/koubo_kekka_gaiyou01.pdf

事業再構築補助金の採択発表では、「要件を満たした件数」が公表されているのが特徴的です。上記の採択率は、採択数と応募数をもとに計算しています。

第1回の応募数としては約2万2千件でした。事業再構築補助金のホームページに中小企業庁の方が今回の公募について振り返っている動画がありますが、その中で「応募数は思ったよりも多かった」と話しています。業種としては、製造業が約5千件と最も多く、続いて宿泊・飲食サービス、卸売・小売業がそれぞれ約3千件となっています。

「要件を満たした件数」は、書類の不備などがなく、申請要件を満たした件数を指しています。上記の結果から、全体の中でおよそ3千件は書類に不備があって、申請要件を満たさなかったことが分かります。これは申請件数全体の13.5%に上ります。

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