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IPO担当者必見!内部統制構築の奥義【第15回】JSOXの「手引き」

この連載では、IPOを目指すJ-SOX導入プロジェクトを担当される方々が、具体的にどのようなアクションをとればよいかを説明します。
IPOを目指す際に、最も苦労する作業といわれるJ-SOX導入。「J-SOX導入プロジェクト」を担当される実務家の方が「何をすれば良いのか」、「どのように進めれば良いのか」といった具体的なイメージを描けるよう、実際のゴールとなる「成果物」、「具体的なアクション」に焦点を当てて話を進めたいと思います。

はじめに

これまでJSOX導入プロジェクトをご担当される方々へ、「JSOX導入プロジェクト」の全体イメージを持って頂くことを最優先し平易な表現を心掛けて説明してきました。徐々に「JSOX導入プロジェクト」の全体像が理解されてきたのではないかと思います。

関連の基準等に記載されている「内容を知りたい」等のニーズをお持ちの読者の方が増えているかと思いますので、今回はJSOX導入時に「手引き」の位置づけとなる「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準」(以下、「内部統制基準」という)の表現を近づけてJSOX導入プロジェクトを説明していきたいと思います。

内部統制基準に照らして「財務報告に係る内部統制の評価方法」を理解する

これまではJSOX導入プロジェクトに初めて従事されるご担当者の立場から、JSOX導入プロジェクトにおいて「具体的に実施することは何か」、「苦労するポイントは何か」、「注意すべき点は何か」について記載してきました。

これまで説明してきた、年間作業の流れが、「内部統制基準」において、どのような表現で記載されているか復習をかねて見ていきたいと思います。初見では理解が難しい基準ではありますが、読者の皆様は大きな違和感なく理解することができるのではないかと思います。

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