インターネット使用料は時間で按分

インターネットは、電気と同じで基本的に起きているときに使うものであるため、インターネット代(回線使用料、プロバイダ費用、通信料)については、基本的に使用時間で按分する。

例えば、1日8時間、1カ月20日間業務とした場合、インターネット代の合理的な業務使用割合は33.3%。1カ月のインターネット代が1万円の場合、必要経費になるのは3,330円ということになる。

インターネットの業務使用割合(33.3%)=業務日数割合(20日/30日)×業務時間割合(1/2※)

※1日の内、睡眠時間(8時間)を除いた時間の全てにおいて均等に基本使用料や通信料が生じていると仮定し算出。

 

インターネット代の業務使用金額(3,330円)=インターネット代(10,000円)×業務使用割合(33.3%)

 

この計算方法はあくまでも一例だ。要は業務実態に合っていることが大事なので、より実態に合った計算方法があればそちらを採用してもよい。個人事業者の通信費は、必要経費と家事費が混在した「家事関連費」として税務署がチェックする費用の代表格の一つでもあるので、使用記録を付けておくなど説得材料を確保しておくよう日頃から心がけたい。


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