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間違えやすいところはココ! 2021年版年末調整書類の書き方講座

2020年の大改編を経て、非常に記入が難しくなってしまった年末調整書類。今年はハンコの押印が廃止されたという前向きな変更内容しかありませんが、昨年も提出した人は「難しかった」「間違いを指摘された」といった記憶があるのではないでしょうか。
昨年の経験を経て分かってきた、間違えやすいポイントを重点的にご説明します。

年調書類の電子作成が便利に

年末調整の書類は、アプリ等で作成し、紙ではなく電子データで勤務先に提出することもできます。

<アプリで作成して提出する利点>

  • ・自動計算されるので計算間違いがない
  • ・手書きしなくて良いので書き間違いがない
  • ・何度も同じ内容を入力する必要がない

アプリはスマートフォン、PCどちらでも利用可能です。

また、年末調整書類と共に勤務先に提出する各種証明書の電子化も多くの保険会社などで対応が始まっています。

保険会社などから送られてくる「控除証明書」の電子データは、マイナンバーと紐づいたポータルサイト「マイナポータル」で受け取ることができます。保険会社によっては、ホームページからダウンロードできることもあります。

居住年が2019年以降の「住宅ローン控除証明書」も電子データでの受け取りを選ぶことができ(居住開始年分の確定申告書をe-Taxで提出し、その際電子データの交付を希望している必要があります)、電子データで勤務先に提出することができます。

また、保険会社などから電子データで交付を受けた「控除証明書」を紙で提出する場合、国税庁のシステムを利用してXML形式のデータを読み込み、書面にQRコードを付けて提出書類とすることになります。

国税庁:QRコード付証明書等作成システムについて

電子データで受け付けてくれるかどうかは勤務先の会社次第となります。受け入れ態勢ができているかどうか、確認してから電子データで提出するようにしましょう。

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