企業業績で影響する賞与が大幅減少

平均給与の内訳をみると、コロナ過においても平均給料・手当は368万5千円で前年より0.7%増となっているが、度重なる緊急事態宣言などの影響が企業業績を大きく落ち込ませたことから、企業業績に左右される平均賞与は64万6千円となり4年振りの減少となるとともに減少幅も8.1%と大幅減少した。ちなみに、8.1%の減少はリーマンショック後の平成21年分に記録した13.2%減少まではいかないものの、 平成以降では2番目に大きいマイナス幅を記録。これにより、給料・手当に対する賞与の割合は17.5%と1.7ポイント低下している。

平均賞与を業種別でみると、やはりテレビ等で報道されたように観光業や飲食業等での賞与の減少が大きく、最も前年度比で減少した業種は「宿泊業、飲食サービス業」。何と対前年比35.9%も減少しており、前年の賞与の3分の2にも達しない数字で、特にローンなどを抱えている者にとっては大打撃となった。また、「サービス業」や「製造業」でも16.8%及び11.3%減少とそれぞれ1割以上少なくなっている。