3.テレビ

テレビは見ない。そもそもテレビ自体が家にないという方もいらっしゃるかもしれません。

テレビにまつわるビジネスモデルは残念ながら、時代から取り残されつつあります。しかし、それでもなお、無料で各家庭に直接つながる特有の強さは健在です。

どんな番組をやっているのか、どんなドラマが流行っているのか。

なるほど、今、こういうのが流行っているんだなと。

もちろん、1つ1つ見て回るのは大変ですから、TVerなどを使い、サムネイルだけでもOKです。

興味がなくても構いません。ざっと見る、そしてさきほどと同じく、なぜ流行るのかと問いを立てるのがベターです。

4.書店

こちらもテレビと同様、あまり行かないという方も多いでしょう。

時流を追うためだけに本を買う必要はありません。

通勤や通学、取引先への訪問の帰り道などほんの数分で十分ですので、平積みされている書籍の傾向を見て欲しいのです。

もちろん、こちらもざっとで構いません。

どんなタイトルが使われているのか、その本を見たとき、どんな印象を受け、どんな気分になるのか。

特に、ベストセラーや話題になっている本(レジ周りで大きくポップを出しているような)がどのような本なのか。時流を知る上でかなり参考になるはずです。

執筆者の末席を汚す1人ですが、出版企画書を作成する際、必ずこうした場面を想定しています(でないと企画が承認されることはありません)。

5.ランキングサイト

最後はランキングサイト。

オリコンやヤフーなど大手サイトには必ずと言っていいほどランキング形式のコンテンツがあります。

ここまでの4つと同様、個別の商品の詳細などは一切不要です。

あくまで、それらの背景にある「全体的な空気感」、これが何なのか。

ランキングに近い、ツイッターなどのトレンドもとても参考になります。

合わせて、チェックしておきたいところです。 

 

以上、時流を読む切り口5つをご紹介しました。

繰り返しになりますが、世の中のものの大半は人の感情によって揺れ動くものです。

人の気持ちを無視したビジネスが成立することは極めて稀です。

ぜひ、時流を押さえつつ、次の一手を考えてみてください。


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