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■Q5:去年受けた治療費を、年をまたいで払った。まとめて申告していい?

まとめて申告はできません。「1月1日から12月31日までに実際に払った金額」が医療費控除の対象になります。「いつ治療を受けたか」ではなく「いつ払ったか」で考えるのです。

次の例で考えてみましょう。

この場合、「2021年は10万円、2022年は20万円が医療費控除の対象」と考えます。30万円をまとめて2021年分の医療費にすることはできないのです。

ただし、クレジットカード払いは別です。引落日ではなく決済日で計上します。2021年12月10日に歯の矯正代30万円をクレジットカードで払ったのなら、30万円は2021年の医療費控除の対象になります。

■Q6:医療費控除の必要書類は何?

医療費控除の確定申告で必要なのは次の書類です。

  • 1.確定申告書AまたはB
  • 2.マイナンバー関係書類
  • 3.医療費控除の明細書
  • 4.市区町村や健保組合からの「医療費の通知」「医療費のお知らせ」(使うときのみ。e-Taxなら添付不要)

紙の申告でもe-taxでも、給与所得や公的年金の源泉徴収票と医療費のレシート類は、添付不要です。その代わり、手元で5年間保管します。税務署からの問い合わせに備えるためです。