IPO投資の申し込み・購入方法

IPO投資における株式購入までの流れは、次のようになります。

証券会社の口座開設

ブックビルディングの申し込み

購入者の抽選

(当選したら)株式の購入

・証券口座開設について

株式の売買は証券会社を通して行いますが、新規上場株式は、どの証券会社でも扱っているというわけではありません。主幹事や幹事証券会社から購入する必要がありますので、該当する証券会社に口座を持っていない場合には、まず口座を開設する必要があります。

・ブックビルディングの申し込みについて

次に、購入したい株式について、ブックビルディングに申し込みます。

企業の上場が決まると、新規公開株式の公募価格の仮条件が設定されるので、その仮条件の範囲内で、購入を希望する価格と株数を申請します。申し込みにあたっては、その株式を購入できるだけの資金を口座に入金しておく必要があります(事前の入金が必要ない証券会社もあります)。

申し込み方法は、ネット型と対面型があります。ネット証券はオンラインでの手続き、店舗を持っている証券会社では対面で申し込みをすることもできます。

なお、ブックビルディングに申し込みできるのは仮条件の決定後1週間程度です。スケジュールを確認して、機会を逃さないように注意しましょう。

・購入者の抽選の仕組みについて

IPO投資は人気で、購入したい投資家が多いため、抽選が行われます。ブックビルディングに参加した投資家のうち、抽選で選ばれた人が株式を購入することができます。公募価格以上の価格で申し込んだ人だけに抽選への参加権が与えられますので、この点も注意してください。

また、抽選方法は証券会社によって異なります。主には次のような方法があります。

1.完全平等抽選

これまでの証券会社との取引実績や預けている資金などに関係なく、平等に抽選が行われます。つまり、誰であっても当選確率が同じ抽選方法です。

2.優遇抽選

それぞれの証券会社が設定した条件を満たせば、当選確率が上がる抽選方法です。たとえば、証券会社への預け入れ資産額やこれまでのIPO抽選の申し込み回数などの条件によって、当選する確率が変わります。完全平等抽選と優先抽選を併用している証券会社もあります。

3.店頭配分

これは抽選方法ではありませんが、店舗を持っている証券会社では、取引のある投資家に対してIPO株式を配分しています。証券会社にとってのお得意様に対して、優先的に提供している分と言えます。

・購入手続きについて

抽選の結果当選すると、新規上場株式を購入できます。ただし、まずは当選後に改めて購入するかどうかの意思表示をする必要があり、もし購入の申し込みをしないとキャンセル扱いとなります。この購入期間も1週間程度と短いので、注意してください。