転職先で前職の源泉徴収票の提出が求められる理由
転職した場合、転職先で前職の源泉徴収票の提出を求められることがあります。
その理由は、転職先で年末調整を行うにあたって、前職の源泉徴収票が必要となるからです。
転職先において支払われた分については、転職先側で把握することができますが、前職の分までは把握することができません。
そのため、転職前の給与の支給額を確認するために、源泉徴収票の提出が必要となります。
その他に、確定申告以外で源泉徴収票が必要になる場面
所得税の確定申告を行う以外でも、源泉徴収票が必要となる場面がいくつかあります。
ここでは、確定申告以外で源泉徴収票が必要になるケースを場面ごとに詳しく解説していきます。
住宅ローンを組む時
住宅ローンを組む際にも、源泉徴収票の提出が必要となります。
住宅ローンを組む際には、借主の支払能力が問題となるため、その支払能力を確認するために源泉徴収票が活用されています。
こどもの保育園への入園手続きの時
保育園への入園手続きの際にも、源泉徴収票の提出を求められる場合があります。
入園希望者の多い保育園では、世帯収入によって入園者を制限しているところもあります。
賃貸物件の賃借人、保証人になる時
賃貸物件の賃借人、保証人となる場合にも、源泉徴収票の提出を求められることがあります。
賃貸物件を借りるうえでは、家賃の支払いを毎月行うことになるため、それが可能であるかどうかを確認するために、源泉徴収票の提出を求められるケースがあります。
家族を扶養に入れる時
家族を扶養に入れる、特に結婚をして同じ籍に入ることになる場合にも、扶養に入る側は、源泉徴収票を世帯主が所属する会社に提出しなければなりません。
会社では年末調整を行いますが、その際に扶養に入れるかどうかのチェックを行うため、源泉徴収票の提出が必要となります。
源泉徴収票がもらえない場合の対処法とは
源泉徴収票は、退職日から1カ月以内に交付しなければならないルールです。
したがって、源泉徴収票をもらっていない場合には、前職の会社に依頼すれば、会社はそれに応じる義務があります。
しかし、それでも源泉徴収票がもらえない場合には、源泉徴収不交付の届出書を所轄の税務署に対して提出します。
この届出書を出せば、税務署から会社に交付するよう指導が入ります。
まとめ
源泉徴収票は、確定申告において添付が必要なくなったものの、様々な場面でまだまだ必要となる書類です。
源泉徴収票を再発行しようとすると手間と時間がかかるので注意してください。
そのため、会社から源泉徴収票が交付された場合には、しっかりと保管しておくことが大切です。
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