ふるさと納税の確定申告は、e-Taxの普及でラクになりました。昨年からは、マイナポータル連携で、より手間が省けるようになっています。今回はふるさと納税をラクにすませる方法2つを解説します。
この記事の目次
ふるさと納税の確定申告はe-Taxがラク
ふるさと納税の確定申告は2つ方法があります。
1つは紙での申告、もう1つはe-Taxでの申告です。
以前は紙で申告する人が多かったのですが、コロナ禍をきっかけにe-Taxで申告する人が増えました。
ふるさと納税をe-Taxで申告する5つのメリット
ふるさと納税をe-Taxで申告すると、次のようなメリットがあります。
【引用元】スマホとマイナンバーカードでe-Tax!(国税庁)
1.外出しなくていい
紙での申告だと税務署の窓口に行ったり、郵送のため郵便局に行ったりしなくてはなりません。
しかしe-Taxだとすべて自宅でできます。
2.コストがかからない
e-Taxだと税務署に行く交通費や郵便代がかかりません。
また、従来はカードリーダライタが必要でした。
しかし今、マイナンバーカード対応のスマホがあれば、それすらいりません。
スマホ申告は、マイナポータルアプリとマイナンバーカードだけでできます。
PCからの申告でも、スマホでQRコード認証をすればログイン可能です。
【引用元】スマホをICカードリーダライタの代わりとして使う方法(国税庁)
3.24時間申告できる
税務署も郵便局も提出できる時間に限りがあります。しかしe-Taxなら24時間申告可能です。
4.書類の提示・添付がいらない
ふるさと納税を紙で申告をするときは、次の2つの提示あるいは添付が求められます。
- マイナンバーカード(コピーなら両面)あるいは通知カード+身分証(コピーは両方)
- 寄附先の自治体からもらった寄附金受領証明書
e-Taxで申告すると、どちらも提示・添付がいりません。
なお寄附金受領証明書は、確定申告書の提出期限である3月15日から5年間、手元で保管が必要です。
5.還付が早い
紙で申告すると還付までに1カ月から1カ月半かかります。
一方、e-Taxだと約3週間で還付されます。