インボイスの登録申請2:e-Taxでの申請

e-Taxでは、PCの他、スマートフォンやタブレットでも申請できます。

ここではe-TaxのWEB版での登録方法をご紹介します。

必要なもの

e-Taxは紙と違い、事前準備が必要です。

次のものを用意します。

  • マイナンバーカード
    (マイナンバーカードがなければ事前に税務署でID・パスワードの取得が必要です)
  • ICリーダライタかマイナンバーカード読み取り可能なスマートフォン

手続は紙よりラク

e-Taxでの登録申請は紙よりラクです。

画面が変わる都度「○○ですけど理解しています?」という注意が表示されます。

それを読みながら手続きすれば大丈夫です。

また、大まかな流れも紙の申請と変わりません。次のようになります。

1. ログインしたら「申告・申請・納税」の「新規作成」をクリック

2. 「作成手続」の画面の下の方までスクロールしてインボイスの登録申請を見つける

3.「登録したら消費税を納めることになりますが、いいですか?」の留意事項を読んで了解したら、次の画面で管轄税務署などを入力

4.帳票入力の画面で「作成」をクリック

5.「申請者情報の入力」で、氏名、納税地の住所、電話番号を入力。最後に「納税地は自宅住所と同じかどうか」の確認ボックスが出てきます。

6.「申請内容の入力」で入力

「申請時点で課税か免税か」

「インボイスに登録すると消費税の申告・納税の義務が生じる」

「登録日から課税期間の末日までの申告・納税が必要」

「課税売上高が1000万円以下でも登録取消の届出を出さないと納税義務は消えない」

といった確認事項が出てきます。

「2023年10月1日から登録するか、それとも2日以降にするか」の確認欄が登場します。

10月1日からインボイスを発行できるようにしたいなら「はい」をクリックします。

さらに個人番号(マイナンバー)、生年月日、事業内容、登録希望日の入力欄が出ます。

2023年10月1日にインボイスを発行できるようにしたいのなら「登録希望日」の欄は入力不要です。

この他、「納税管理人を定めるか」「消費税法に違反したか」「その他事項の入力」の入力欄が登場。最後に「通知をe-Taxで受け取るかどうか」の確認欄が出てきます。

e-Taxで希望すれば後日、e-Taxで通知が届きます。希望しなければ紙での通知です。

7.作成完了

通知の希望を入力して、完了です。「作成完了」をクリックして終わります。

この他、旧姓や屋号を公表サイトに載せたいなら、別の画面で公表事項の入力を行います。


取材記事のお問い合わせはこちらから

◆最新記事はKaikeiZine公式SNSで随時お知らせします。
 
◆KaikeiZineメルマガのご購読(無料)はこちらから!
おすすめ記事やセミナー情報などお届けします。
メルマガを購読する


(関連記事)

消費税の確定申告、どういうしくみ?インボイス登録事業者向けに解説

コロナで確定申告に遅れた!期限後申告のペナルティと対処法を解説

【2022年分確定申告】ふるさと納税はe-Taxとマイナポータルでラクになる?

【主婦の税金】医療費控除、10万円以下もOK?離婚したらどうなる?

【主婦の税金】医療費控除でお金がもどる?夫で確定申告するとオトク?

▶その他関連記事はこちら