いよいよ税理士試験まで残り約2週間!私の受験経験で得たものも含め、今回は試験直前に勉強の追い込みと育児を両立させるコツを5つお伝えします。

この記事の目次

令和5年度(第73回)税理士試験は8月8日~10日。

「まだ2週間もある」と思うか、「もう2週間しかない」と思うかはそれぞれですが、残された日数は皆平等です(勉強に充てられる時間は同じではありませんが……)。

育児との両立しながらの直前期の過ごし方として、次の5点をチェックしてみてください。

1. 残り2週間の予定を立てる

ここまで、予定通り進んでいるでしょうか?

これまで立てた予定通りに進んでいる人は、そのまま、残りの予定を進めていきましょう。

予定通り進んでいない人は、今一度、「やらなければいけないこと」と「使える残り時間」を書き出し、予定を立てましょう。

そしてその立てた予定は可能な限り、できれば絶対に、試験日までに終わらせること!

済んだ予定はチェックを入れたり、二重線で消していくなど、記録をつけましょう。

どこまで進んだか、何が完了したかが視覚的に分かると、やる気が出ます。

また今一度、家族の協力を得るなどして、使える時間をできるだけ増やしたり、キッチンやトイレに理論シートを貼るなど、時間を効率的に使えるような工夫もしましょう。

家族への罪悪感は消して、直前のたった2週間くらい、必死にならせてもらいましょう。

試験が終わってから思いっきり家族サービスすればチャラです。

ここで変に遠慮して合格できないより、できるだけ時間を使わせてもらって早く合格した方が、結局は自分のためにも家族のためにもなります。

2. 集中力を高める

『脳にまかせる超集中術』(ダイヤモンド社、池田義博)によると、集中力とは、次の5つです。

  1. すぐに取りかかれる力
  2. 周りを気にしない力
  3. 思考がぶれない力
  4. 長い時間、取り組める力
  5. 最高のパフォーマンスを発揮できる力

4や5も大事ですが、育児との両立において、特に1~3は、私もそうだったなと思います。

いつでもどこでも、隙間時間があれば勉強できるようにしておき、すぐに取りかかりましょう。

私も始めの頃は外出先で理論マスターを広げることに抵抗がありましたが、そのうちに周りのことは気にせず、美容院や色々な待ち時間などにも理論マスターを広げていました。

また、「ここまでやっても受からないかも」とか、「勉強するより、もっと子供としっかり向き合った方がいいのかも」など、考えないでください。

執念を持って、決めたことをやり抜きましょう!

ぶれない心を持つことは、力になります。

勉強に使える時間が少ない分、集中力を高めて、ぎゅーっと濃い時間にしましょう。