税理士試験合格のための勉強
税理士試験の基本である試験の形式と出題科目、そして合格を目指す上での目安となる必要な勉強時間について、網羅的に紹介します。
試験対策を進める際の指南として役立ててください。
税理士試験の形式
税理士試験は解答形式です。計算問題や仕訳は筆記で、用語や並び替えはマークシートか選択式と、筆記とマークシートの混合形式です。
試験では正しく素早い計算能力、指定された時間内に解けるかどうかを問われる事務処理能力、税金が発生する順番を流れで理解しているかどうかなどを試します。
出題科目
税理士試験は会計学(簿記論及び財務諸表論)の2科目と税法(所得税法、国税徴収法、法人税法、相続税法、住民税または事業税、消費税法または酒税法、固定資産税)のうち受験者の選択する3科目で行われます。
試験は1年に1回のみ行われます。
また、税理士試験は「科目合格制」をとっているため、受験者は1科目ずつの受験が可能です。
もしまとまった勉強時間が取れないのであれば、1年に1回、専門科目を勉強しながら5年かけて臨むと良いです。
ただし、税理士試験が長期化してしまい、モチベーションを保てず挫折する人は多いので、筆者としては集中して短期間で合格することをおすすめします。
合格科目が会計学の2科目、税法の3科目の合計5科目に到達したタイミングで税理士試験の合格者と認定されます。
必要な勉強時間
税理士試験に合格するためには、約3,000時間 の勉強が必要です。
多くの時間を勉強に充てる必要がありますが、個人の基礎知識や学習の進め方、そして使用する教材などによって変わります。
科目合格制および科目合格の有効期限がないことから、1科目ずつ合格を積み重ねていくことが可能です。
試験合格までは長期ですが、1歩ずつ確実に資格を得るために努力できるということが税理士試験の特徴です。
そのため、平均勉強期間は4〜5年と長めです。
勉強時間の目安を基に、自身のライフスタイルや他の予定を考慮しつつ、効率的な学習計画を策定することが、目標達成への一歩となるでしょう。
ただし、大学院に進学し、修士もしくは博士の学位を取得することで、一部科目が免除となります。
また、税務署での勤務経験がある方は、その期間や職域に応じて科目が免除されます。
税理士資格を取得した方は、こういった一部科目免除の制度を活用していることが多くなっています。
全科目試験合格で税理士資格を取るのは中々に大変なため、こういった免除制度の活用も考慮するといいでしょう。
まとめ
本記事では、税理士試験の難易度について、合格率が15%〜20%程度であること、受験資格に関する実務経験のこと、税理士試験の勉強方法について解説しました。
大卒の方でも、社会科学に属する科目を履修した方でなければ受験資格を得られません。
当てはまらない方は、会計事務や税理士の業務補助といった仕事を行うことで受験資格を得られますので、そちらを検討しましょう。
税理士試験は難関資格のため、試験合格には平均3,000時間の学習が必要になります。
全科目を受験で突破するのは苦しい道になるため、大学院に通って学位を得ることで、科目免除を受けることを狙うのも1つの手です。
難易度が非常に高い税理士試験ですが、様々な手段を考えて、ぜひ合格を勝ち取ってください。
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