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女性記者のひとりごと vol.8 役人は同じ顔?

普段取材でお会いするのは財務省や国税庁などお役所関係者が多い。この業界に入る前は「役人なんて皆同じ顔」と思っていたけど、とんでもない間違いだった。大所帯だけに、実に色んな人がいる。

仕事を通して多くの人と知り合うことが出来るのは、記者の役得、というか〝職得〟だ。
まったく違う業界で活躍している人の話を聞くのは本当に面白いし、勉強になる。

普段取材でお会いするのは財務省や国税庁などお役所関係者が多い。

この業界に入る前は「役人なんて皆同じ顔」と思っていたけど、とんでもない間違いだった。
大所帯だけに、実に色んな人がいる。

怒鳴り声がよくとおる怪獣のような怖い幹部。
夜になるとマイクを話さないマルサの男。
アイドル並のイケメン調査官。
セクシーすぎる美人調査官…etc。

パッと見だけでもかなりのキャラが揃っているが、皆さん税のプロ。
仕事となればちゃんと「デキる職員」の顔になり、
マスコミを賑わす脱税事件や悪質な滞納事案なんかを次々と片付けている。

ある元幹部は、物凄い酒豪で親分肌の豪傑だが、
仕事では緩急を巧みに使い分ける繊細なテクニックの持ち主でもある。
新たな調査手法を次々と開発し、長官表彰や局長表彰をいくつも獲得。

異動する先々で異例の業績を上げ、その姿勢は税務署長になっても変わらなかった。
信念をもって情熱的に仕事をしている姿は実にカッコ良い。

一般的な「税務職員」のイメージと現実は、ずいぶん乖離しているな〜と思う。

著者: 川瀬かおり

記者/税金ライター

社会部を根城とする税金オタクの女性記者。財務省・国税庁を中心に取材活動を展開すること20余年。事件モノを得意とし、裁判所にも日参する。税金ネタをこよなく愛する一方で、税制の隙間や矛盾を見つけては叩きまくるサディスティックな一面も。趣味は夜討ち朝駆けとクラブ通い。

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