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女性記者のひとりごと vol.41 軽減税率

「消費増税は悪」みたいなテイストで記事を書くこともあるのだが、心の中では大賛成。ここだけの話、20%ぐらいまで上げてもいいんじゃないかとすら思っている。その代わり、法人税や所得税や相続税なんかはとことん下げて北欧の多くの国がそうであるように社会保障をとことん手厚くして…。医療費や教育費なんかはタダにすればいい。

来年10月1日からの消費税率10%への引き上げに伴い
何かと物議を醸している軽減税率も同時スタートする。
酒類・外食を除く飲食料品と新聞の税率を8%に据え置かれる。
言いたいことはいろいろあるけど…。

とにかく軽減税率をめぐる与党の茶番劇は見苦しかった。
「国民のためにこんなに頑張っているんですよ」
「軽減税率の幅を少しでも広げて国民の生活をラクにしなくては」
センセイたちの国民に向けたアピールは〝調整〟が続くほど鼻について、
後半はもう「ハイハイそうですか」という感じだった。
そんなに大変な思いをするなら、消費税率を上げなければいい。
そうすれば軽減税率なんて議論する必要もないのに——。

…と言ってはみたものの、実は私は消費増税賛成派だ。
「消費増税は悪」みたいなテイストで記事を書くこともあるのだが、
心の中では大賛成。

ここだけの話、20%ぐらいまで上げてもいいんじゃないかとすら思っている。
その代わり、法人税や所得税や相続税なんかはとことん下げて
北欧の多くの国がそうであるように社会保障をとことん手厚くして…。
医療費や教育費なんかはタダにすればいい。
軽減税率は…、消費税率20%になるあたりで考えればいいんじゃないの?
逆進性の問題もあるんだろうけど、増税の度にちょこちょことシステム対応を迫られる事業者の負担だって馬鹿にならない。

う〜ん…我ながら何という雑な発言。税金の記者とは思えないね。
言うが易し、行うは難し…。
コラムのタイトルが「独り言」だからまあいいか。
ああ民主主義の日本に生まれて良かった

著者: 川瀬かおり

記者/税金ライター

社会部を根城とする税金オタクの女性記者。財務省・国税庁を中心に取材活動を展開すること20余年。事件モノを得意とし、裁判所にも日参する。税金ネタをこよなく愛する一方で、税制の隙間や矛盾を見つけては叩きまくるサディスティックな一面も。趣味は夜討ち朝駆けとクラブ通い。

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