国税OB税理士が監修。公認会計士・税理士・会計事務所・企業経理担当、税金・会計に関わる“会計人”がいま必要な情報をお届けします!

KaikeiZine

注目キーワード

  • KaikeiZine
  • ビジネスマーケット
  • 会計士 中村亨の「経営の羅針盤」第7回-キャリア論/独立したい会計士・税理士に伝える「プロフェッショナルの要件」

会計士 中村亨の「経営の羅針盤」第7回-キャリア論/独立したい会計士・税理士に伝える「プロフェッショナルの要件」

4月から始めたコラムも今回で7回目。何を書いてもいい、と言われて手探り状態でした。(控えめな性格上、少し遠慮がちに書いていました!)
しかし、えいやっ!と思い切って「本音」をぶつけた前々回の「やりたいことが・・・」というキャリア論がもっとも反響が大きかったようです。
もっとキャリア論を展開してほしいという声も多くいただき、今回さらに踏み込んで、安易な転職を辛辣に説いた上で、将来独立したい方に向けたアドバイスを書いてみたいと思います。

「辞めたい」と思ったらまず考えること

今年は当グループへの求人応募数が急増していますが、その要因は大きく二つあると分析しています。

まず、オフィスを移転した、グループの人数が多くなった、広報活動に力を入れた、エージェント開拓に成功した。その結果、知名度が少し上がった、という当グループ内の要因が一つ目。

そして、応募者側の事情というべきか社会的環境というべきか、全般的にコロナ禍で時間に余裕ができたという社会的背景が二つ目。

(逆に言えば、残念な話ですが当グループの社員もコロナ禍にありながらも転職活動をしているのかもしれないですね!)

いずれにせよ、興味を持っていただき、時間をかけて書類を作り応募をしていただいた方々はありがたく、私は応募履歴書にはすべて目を通しています。

本来、私は応募者の皆様にはお礼を言わなければならない立場であり、このようなことを伝えるのはおこがましいとは重々承知していますが、応募者の「質」については疑問を感じる面が多少あります。

応募者の全般的な傾向として、転職回数の増加、転職希望者層の年齢の幅の広がりが見受けられます。

多くの転職理由は

  • 「思っていた仕事と違った」
  • 「頑張っているのに上司(会社)が認めてくれない」
  • 「周囲との人間関係が良くない」
  • 「給与が安い」
  • 「残業が多い」

こういった内容です。

この19年間(当グループは創業19年目)で相当数の面接や社員面談を行ってきた経験からまず言えることは、「会社を辞めたい」と思う場合は一度踏みとどまってじっくり考えてみることが重要だ、ということです。

1 2 3 4
ページ先頭へ