(6)幸福感からみる支出の3類型

Christy Shenさんは、幸福感という視点で支出を次の3つに分類しています。
①基礎的な支出:幸福感に影響を与えない、もしくは削ると最初は不快に感じるが、いずれは慣れる支出。例として、銀行のATM手数料、今はもう使わないサービスの年会費、外食など。
②ご褒美:幸福感を高める支出。例として、旅行やライブといった、趣味に関する支出など。
③想定外の費用:問題が生じた場合に対処するための費用で、幸福感を低下させる支出。例として、自動車や家の修理代など。
その上で、基礎的な支出については、幸福度に影響しない項目を削減する。想定外の費用については、高額な所有物を減らすことで、想定外の問題が起こることそのものを減らす、もしくは物自体を廃棄はしないけれど使い方を見直すことで費用を減らす。そして、これらにより浮いたお金の一部をご褒美に回すことで、幸福感を高めつつ貯蓄残高を増やす、といったやり方を紹介しています。
支出の最適化を考える上で、幸福度に基づく費用の分類は取り入れやすい考え方だと思います。実際に、僕も以前から同じような考え方を用いて支出を削減しています。例えば仕事の際に外でランチをすると1,000円程度かかりますが、弁当であれば昨晩の残りものを詰めるだけで、おそらく100円程度で済みます。金額には結構な差があるものの、外食しても弁当を食べても僕の幸福感にほとんど違いはありません。
そのため、最近は弁当を持って行くことが多くなっています。月20日間ランチ代を削ると、毎月2万円、年間で24万円を削減できます。幸福度に基づく支出の削減は、家計の見直しにわりと大きな影響があるかもしれません。



