■小規模事業者持続化補助金の傾向と予想
・募集時期
今年度の申請受付期間は次の通りでした。
第1回:3月13日~3月31日
第2回:~6月5日
第3回:~10月2日
第4回:~2月5日
今年度は3カ月に1回くらいのペースで、年4回の締め切りが設けられました。なお、締め切りから採択発表まで2カ月ほどかかっており、やや長くなっています。ものづくり補助金に比べると、応募数・採択数が多いためと考えられます。
・採択率
今年度の通常枠の採択率は次の通りでした。

なお、第3回の採択結果は、2021年1月に発表予定です。
第1回は90%以上の事業者が採択されていますが、第2回は65%となり、採択率が大きく下がっています。採択数自体は増えていますので、応募者数が増加したことによって採択率が下がったのが大きな要因と考えられます。
参考までにコロナ型の採択率も見てみます。

コロナ型は第1回、第2回は80%超の採択率でしたが、第3回で大きく下がっています。これも応募数が増加したことによって採択率が下がったのが大きな要因と考えられます。ただし、第2回から第3回にかけては、応募数が増えたのに採択数が減少しています。予算に限りがあるため、採択数を絞らなくてはならなかったのではないかと推測されます。また、多くの事業者が応募するようになったことで、事業計画の作り込みの質が下がった可能性もあります。
一般型の第3回以降の採択率はまだ公表されていませんが、コロナ型の傾向を鑑みますと、一般型も同様に採択率が下がる可能性があります。
来年度も回数を重ねるほど採択率が下がるかもしれませんので、ものづくり補助金と同様に早めに準備を進めておいて応募できる状態にしておくのがするのがよいでしょう。
・採択例
持続化補助金の「採択者一覧」のページから、採択された事業者名や補助事業計画名などが参照できます。
小規模事業者持続化補助金 採択者一覧
https://r1.jizokukahojokin.info/index.php/saitaku/
採択された補助事業は多種多様ではありますが、よく見かけるキーワードとして、ホームページの作成・リニューアルやECサイトの立ち上げなどが挙げられます。これらは小規模事業者が取り組みやすい内容と言えます。加えて、コロナ禍の中で売上を確保するためにネットの利用に活路を見出そうとしているとも言えます。
また、ミラサポのページに、2018年に行われた成果報告会の模様が掲載されており、小規模事業者持続化補助金を活用した販路開拓の取組みや成果についての発表動画が公開されています。加えて、ページの下部には小規模事業者持続化補助金の活用事例が掲載されています。
小規模事業者持続化補助金成果報告会(ミラサポ)



