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「節税保険のホワイトデーショック」とは?名義変更プランの内容と見直し案を解説

「ホワイトデーショックで生命保険の名義変更プランが節税に使えなくなった」。先月や先々月、メディアやSNSで話題になりました。名義変更プランとは何でしょうか。また、何がどう変わったのでしょうか。

■生命保険の名義変更プランとは何か

国税庁のメスが入ったのは「低解約返戻金(へんれいきん)逓増(ていぞう)定期保険の名義変更プラン」というものです。このタイプの生命保険には次のような特徴があります。

  • ・保険に加入して数年間は支払った保険料に対する返戻率が低い
  • ・決められた数年間が経過すると一気に返戻率が高くなる
  • ・死亡保障(受け取れる保険金額)が一定期間を経過すると段階的に増えていく

「低解約返戻金型」とは、本来「保険料の払込期間中の解約返戻金が少ない」という意味です。返戻金が少ない代わりに保険料を低く抑えられる効果があります。

また、「逓増型」とは、加入から年数が経つにつれて段階的に保障額が増えていくタイプを指します。通常の定期保険は契約段階で保障額が決まっていますが、「後になるほど保険金額を増やしたい」という声に応じる形で開発されました。

低解約返戻金逓増定期保険は、この2つを組み合わせたものです。契約期間から数年間の「低解約返戻期間」では「返戻率20%」と返戻金を低く抑えます。しかしこの期間が過ぎると返戻率が90%など、大幅に上昇するのです。

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