4.利益

(1) 営業利益、営業利益率推移

2021年度の営業利益は16億円、営業利益率は1.3%となり、前期比+4億円(+42.9%)となっています。

2021年度は非監査業務を中心に売上が大きく伸びたことに加え、人件費を除く業務費用がうまくコントロールされたことから業務費用比率が低下し、2期連続で大幅な増益を達成しています。営業利益率は1.3%と相変わらず低めになっていますが、他のBIG4と比べると特段低いという訳ではなく、監査法人のビジネスモデル上、妥当な水準なのかもしれません。

(2) 当期純利益、当期純利益率推移

2021年度の当期純利益は8億円、当期純利益率は0.7%となり、前期比△17億円(△68.3%)となっています。

2021年度は特別損益項目がありませんが、トーマツの決算ではしばしば特殊な事象が発生していることから、営業利益と当期純利益はあまり連動していません。2021年度は営業増益にもかかわらず当期純利益は減益となっており、これは2020年度に計上されていた受取配当金13億円、固定資産売却益7億円の反動減です。