日本公認会計士協会(以下「JICPA」、関根愛子会長) によると、2017年1月~6月末までの半年間で同協会会員の公認会計士の数が153人増えて2万9456人になったことが分かった。

日本公認会計士協会によると、2017年6月末時点の会員数は2万9456人で、2017年1月時点の会員数に比べると153人増えた。
地域会別に2017年1月から6月末までの会員数の増減をみると、東京の会員数は1月の登録者数より100人多い1万7346人、東海は16人多い1981人、神奈川は13人多い1424人だった。近畿は1月の会員数より6人減の3380人であった。
会計士補と試験合格者で構成される準会員(一号準会員~五号準会員)は、1月の会員より767人増えて6683人で、準会員と会員を合わせると2017年6月末時点の会員数は3万6139人であった。
「公認会計士の仕事はAIに取って代わられる」などと言われ、売り手市場の就職戦線のなか、最難関試験の一つである公認会計士試験の受験者数は年々減少している。一方で、会計プロフェッショナルを必要とする事業会社なども多く、公認会計士の需要に供給が追い付いていないのが現状だ。
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