デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社(東京・千代田区,代表執行役社長=鳥野仁氏、以下「デロイト トーマツ」)がこのほど、中堅・中小企業向けのM&Aマッチングプラットフォーム「M&Aプラス」のサービス提供を開始した。

デロイト トーマツが中堅・中小企業の事業主が抱える事業承継における課題解決にのりだした。
デロイト トーマツが提供する「M&Aプラス」の特徴は、マッチングの仲介業は行わず、登録する中堅・中小企業と仲介などを行う専門家の案件成立をオンライン上でサポートする点。たとえば、M&Aを仲介する税理士や公認会計士が活用すれば、売り手・買い手を問わず専門家とM&Aを考えている企業が登録しているので、容易にマッチング先を探すことができる。
オープン化したことで、これまでは限られた選択肢のなかで決断を余儀なくされていたマッチングが、全国の登録案件の検索が可能になることで選択肢が広がる。「M&Aプラス」では中立性を保つために情報統制は行うものの価格統制は行わない。
すでに売り手や買い手アドバイザーとなる地域の会計事務所向けにセミナー等を行っており、M&Aに関する知識向上と実務能力アップのサポートを展開している。
また、サービス提供に際して、事前にM&A等を手掛ける会計事務所や地方銀行などのヒアリングを行っており、「活用したいとするニーズは高い」(鳥野仁代表執行役社長)とした。同社としては、中小企業が現在抱えている事業承継対策や地方創生支援につながるとして、同サービス活用をM&Aを仲介する専門家やM&Aを考えている中堅・中小企業に広めていく。
この詳細は以下より。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000131.000000202.html