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所得税法の記事一覧

  • 酒井克彦の「税金」についての公開雑談~ヒラメ裁判官~

    2020.06.11

    ヒラメとカレイの見分け方がよく話題になります。どちらの魚も、成長するにつれて片方の目がもう片方の目に寄っていくそうですが、 「ヒラメ」は、目を上に向けたときに顔が左に向くのに対し、 「カレイ」は、目を上に向けたときに顔が右に向く点で異なります。今回は、所得税法においてこの魚に着目する規定に目を向けてみましょう。

  • 酒井克彦の「税金」についての公開雑談~新型コロナウイルス感染症予防と医療費控除~

    2020.05.21

    新型コロナウイルス感染症拡大やウイルス蔓延防止の観点から、私たちの日常生活は大きく変わってしまいました。当初は、「マスクなどしない」と豪語していた自民党の古参議員もいましたが、いまやマスクなしに散歩や買い物といった外出を考えることはできない状況になったというべきでしょう。
    さて、今回はマスクの購入費用が、所得税法上の医療費控除の対象となるかを考えてみましょう。

  • 酒井克彦の「税金」についての公開雑談~事業承継税制にみる家督相続的色彩~

    2020.04.23

    我が国においては、かつて家督相続制度が存在し、長男が家督を継ぐのが当たり前という時代がありました。戦後民法が改正され、法律上は、今でこそ家督相続制度は残っておりませんが、租税特別措置法における事業承継税制にそうした色彩を感じます。今回はその点をご説明したいと思います。

  • 酒井克彦の「税金」についての公開雑談~「二号さん」という呼称~

    2020.04.09

    最高裁平成7年7月5日大法廷決定(民集49巻7号1789頁)は、民法上、父親が死亡した際の嫡出子と非嫡出子の相続分に差があることについては合憲としていましたが、最高裁平成25年9月4日大法廷判決(民集67巻6号1320頁)は、当該規定について法の下の平等を定めた憲法14条1項に遅くとも平成13年7月の時点では反するに至っていたとして、違憲判断を下しました。これは、いわゆる妾の子に関する法律問題です。今回はこの「妾」に着目してみます。

  • 酒井克彦の「税金」についての公開雑談~コンドッティ通りの水道管~

    2019.12.26

    ローマに、コンドッティ通り(Via dei Condotti)という有名な通りがあります。
    コンドッティ通りをはじめとするスペイン広場界隈は、世界的に有名なブランドが連なり、高級感が漂います。
    今回は、「コンドッティ」の上に立ち、租税法を眺めてみましょう。

  • 酒井克彦の「税金」についての公開雑談~ルース・ベーダー・ギンズバーグ女史とチャールズ訴訟~

    2019.08.08

    アメリカ映画『ビリーブ~未来への大逆転~(原題:On the Basis of Sex)』〔ミミ・レダー(Mimi Leder)監督〕は、連邦最高裁判事のルース・ベーダー・ギンズバーグ(Ruth Bader Ginsburg)女史の学生時代から租税訴訟であるチャールズ訴訟における勝訴までの実話を基にした作品です。今回はキンズバーグの半生から、ジェンダー問題を抱える所得税法の規定を考えてみたいと思います。

  • 酒井克彦の「税金」についての公開雑談~病気の認定~

    2019.07.25

    所得税法73条⦅医療費控除⦆は、「診療又は治療」に要した費用の額が医療費控除の対象となる旨規定します。そこでは、何が診療又は治療なのかという概念の理解が問題となることが多々あるところ、そもそも、診療や治療の対象とされている症状が、果たして「疾病」に当たるのかという点が論じられることも多く見受けられます。今回は病気の認定に着目してみましょう。

  • 酒井克彦の「税金」についての公開雑談~自助を誘因するための公助の取組み・セルフメディケーション~

    2019.07.11

    少子高齢化に伴い緊迫する財政難に対処すべく、近年、公助から共助(ともに助け合う)、共助から自助に向けた施策が注目を浴びることが多くなったように見受けられます。こうした流れは所得税法においても確認できるところですが、今回は岡山県総社市の取組みにスポットを当ててみましょう。

  • 酒井克彦の「税金」についての公開雑談~AIが作成したデザインと源泉徴収~

    2019.03.14

    二松学舎大学では、夏目漱石の孫である夏目房之介氏などと共同で、「漱石アンドロイド」プロジェクトを進めています(https://www.nishogakusha-u.ac.jp/android/index.html〔平成31年2月1日訪問〕)。このプロジェクトでは、夏目漱石のアンドロイドを作成し大学等で講義を行ったり、演劇を行うなどの試みがなされていますが、こうした「偉人アンドロイド」を巡る人格権や著作権、肖像権などの各種の権利の捉え方については様々な意見がありましょう。今回は、AIの著作物と源泉徴収にスポットを当ててみます。

  • 酒井克彦の「税金」についての公開雑談~非婚のシングルマザーと寡婦控除~

    2019.02.28

    非婚のシングルマザーに寡婦控除を認めるべきか――2010年前後から、非婚のひとり親家庭の保育料や公営住宅の家賃等を、結婚歴のあるひとり親と同水準にする自治体が増えてきました。これは各自治体における寡婦控除の「みなし適用」ともいえる動きですが、近年、所得税法上においても寡婦控除の改正議論が注目を集めています。今回は寡婦控除や我が国における伝統的な家族観などに着目してみましょう。

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