トランプvsバイデンの接戦が世界中で話題になったことはまだ記憶に新しいところですね。バイデン大統領は1942年生まれで就任式時点では78歳。アメリカ合衆国国民だけでなく、世界中がその「年齢」や「健康状態」を気にしているようですが、政治家や経営者がその手腕を発揮するのにふさわしい年齢はあるのでしょうか? 私が50代半ばに差し掛かりつつあり、人生の後半戦が気になっているのかもしれません。今回は、政治や経済の世界で夢を叶える「寿命」について考えたいと思います。

アメリカのドナルド・トランプ前大統領が退任後、初の演説を行い、2024年大統領選挙への出馬を示唆しているというニュースが本日流れてきました。
トランプvsバイデンの接戦が世界中で話題になったことはまだ記憶に新しいところですね。
大統領に就任したジョー・バイデンは1942年生まれで就任式時点では78歳。
(奇しくも、トランプ前大統領は1946年生まれですので、次の大統領選では78歳です。)
アメリカ合衆国国民だけでなく、世界中がその「年齢」や「健康状態」を気にしているようですが、政治家や経営者がその手腕を発揮するのにふさわしい年齢はあるのでしょうか?
私が50代半ばに差し掛かりつつあり、人生の後半戦が気になっているのかもしれません。
今回は、政治や経済の世界で夢を叶える「寿命」について考えたいと思います。
※本コラムは2021年3月1日現在の情報を元に執筆しています。
高齢で活躍する政治家・経営者たち
ちなみに、ドナルド・トランプ前大統領は70歳で大統領に就任しました。
それまでの大統領就任時の最高齢はロナルド・レーガン元大統領(1981年から1989年まで)で、就任時には69歳でした。
どうやら、アメリカ大統領職については若返りの傾向は見られないようです。
日本に目を向けてみますと、高齢でも現役で活躍している方は多いです。
思いつくままにピックアップしてみますと、
東京オリンピック前大会組織委員長である森喜朗さんは83歳、麻生太郎さん(副総理兼財務大臣)は80歳、二階俊博さん(自民党幹事長)は82歳です。
政治家に限らず、実業界でも先日、スズキ自動車は鈴木修代表取締役会長の退任と相談役への就任を発表しました。鈴木修さんは91歳。数多くのM&Aを成功させているといわれる日本電産の永守重信さんは76歳。
こう見ていくと、年齢を重ねても人間は現役で頑張れるものなんだ、と励まされますね。