提供条件は原価や費用に反映

ご紹介した提供条件の3つのうち、場所と時間は「固定費」に、数量は「変動費」に反映されます。
(※第10回の「提供形態」https://kaikeizine.jp/article/17723/も同様に原価と費用へ影響を及ぼします)

場所」は一度確定してしまうと、以降なかなか変更しづらい特性を持っています。自社物件であれば、移転等にかかる費用も莫大ですし、他社のものであってもその準備に相当な
時間とコストを要します。
2つめの「時間」を変更する場合、利用者やユーザーの認知の浸透度に大きく関わってきます。
(もちろん、オペレーション変更に伴う内部コストの増減もあります)

数量」は売上原価に位置するとともに、商品やサービスへの印象を大きく左右する要因です。
特に数量変更にともなうデザインの変更などは、ブランドを棄損してしまうリスクも含んでいます。

 

提供条件は、提供形態のようにビジネスそのものを確定するわけではありませんが、売上に直結する重要な要因です。逆に言えば、これらをうまく活用することで強いビジネスを作りだすことにもつながる可能性を秘めています。
新しいビジネスや既存ビジネスのリノベーションを検討する際、ぜひ、この点も踏まえて考えてみてください。


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