テレワークの推進に伴う社内業務のシステム化やRPAの導入、DXの推進などIT化を進める機会が増えています。このようなときに、IT導入補助金を活用できます。IT導入補助金は、中小企業が自社の課題やニーズに合ったITツールの導入を支援する補助金です。IT導入補助金の最新情報をご紹介します。

■対象となるITツール

IT導入補助金の対象となるITツールは、業務効率化や生産性向上のために、新たに導入される「ソフトウェア」や「クラウドサービス」などです。それらの費用に加えて、導入にあたってのサポート費用や設定費用も補助の対象となります。

また、低感染リスク型ビジネス枠では、PC・タブレット等の「レンタル費用」も補助対象になります。

なお、対象となるITツールは、「IT導入支援事業者によって登録されたもの」という制約があります。登録されているITツールは、IT導入補助金のサイト(https://www.it-hojo.jp/)で検索できます。

■補助金額、補助率

次のように、A、B、C-1、C-2、D類型の5つのパターンがあります。

○通常枠(A・B類型)

・補助率 :1/2

・補助上限額 :150万円未満(A類型)、450万円以下(B類型)

○低感染リスク型ビジネス枠(特別枠:C-1・C-2・D類型)

・補助率 :2/3

・補助上限額 :300万円未満(C-1類型)450万円以下(C-2類型)、150万円未満(D類型)