発表15分、質疑応答10分

発表は15分間、その後質疑応答10分間、合わせて1人25分間ずつ割り当てられます。

論文要旨(A4で3枚程度にまとめたもの)を全員に配り、それに沿って発表します。

私は事前に、ゼミ生に「原稿を書いて、ゆっくり堂々と話して15分間におさまるように練習してください」と言っていました。

原稿もなしに、アドリブできっちり15分間で話す、なんてプロのアナウンサーでもない限り無理です。

緊張すると早口になりがちですが、しっかり準備して練習すれば大丈夫。

今回、私は司会をしたり、聴いたりでしたが、どの学生も時間内にきちんと発表を終えていました。

たまに(何年かに一度)、15分を超過してしまって、司会の人に「時間です、まとめに入ってください」と言われてタイムオーバーになる人がいますが、心証はよくないでしょう。

さて、発表のあとは、10分間の質疑応答です。

はっきり言って、発表より質疑応答の方が緊張します。

どんな質問がくるのか、予想外のことを聞かれたらどうしよう、怖い突っ込みがあったらどうしよう……。

でも、先生が質問するということは、その論文に興味を持ち、不明な点があるからです。

しっかりそこに向き合い、適当にその場しのぎの答えをするのではなく、自分の考えを述べればいいのです。

もし、考えたこともないような内容だったら、正直に「そこまでは論文では触れていませんが、~のように考えます」とか「今後の課題にしたいと思います」のように答えます。

(実際には今後考えることはほぼないと思いますが……笑)

また、ここで否定的なことを言われたとしても、それだから不合格になる、ということではありません。

否定的なことを言った先生にとってはそう感じられたかもしれないけど、論文として一定の水準を満たしていれば、考えは人それぞれなので、否定的な意見があることがダメなわけではありません。

私自身、自分が学生だったときの質疑応答で、ものすごく突っ込まれて必死に答えて……質疑応答の時間がかなり長引いた記憶があります。

たくさんの時間と労力をかけて書いてきた自分の論文の内容について、自信を持って、そして真摯に答えましょう。

3日目の午後に合否が伝えられる

3日間にわたる発表が終わり、3日目の午後に教授会があり、そこで全員分の合否が決まります。

1時間半~2時間(論文の合否だけでなく、その他連絡事項等も話し合うので)の教授会の間、学生は緊張でドキドキしているでしょう。

その後、学生に合否が伝えられます。

ここまでくると落ちる学生はあまりいませんが、0でもありません(年によります)。

残念ながら不合格となってしまった学生は、半年後や1年後の修了を目指して留年することになります。

提出物等についての説明を受ける

晴れて公聴会もパスしたら、事務的な手続きに入ります。

国税審議会に論文を提出する際、教授の証明書が必要となるので、その記入や、いつまでに事務局に完成論文を送付するのか、学位授与式の日時などの連絡事項があります。

みな、ホッと安堵の表情で、学位授与式(本校のある下関まで行きます)の前日は、どこでフグを食べて呑もうか~なんて話をします(笑)

私が学生の時は、学位授与式に家族(奥様やお子様など)が見に来ている人もいました。

ここまで、家族の協力もあって掴んだ学位ですし、そういうのもいいなーと思います。

(私は一人で行って、しかも友達と2泊3日して羽を伸ばしましたが)

ちなみに、東亜大学院の学位授与式には、各先生方は参加しないのですが、今年私は、学位を授与する専攻主任の先生の、補佐を命じられたため、参加できることになりました(やったー)。

 

いかがでしたでしょうか?

東亜大学院は通信制なので、通学制の大学院とは全然違うかもしれません。

でも、どの大学院でも「書いて終わり」ではなく、「発表の場」はあると思います。

大学院で税法免除をお考えの方のお役に立てたら幸いです。

 

【今月の写真】

3日間の論文公聴会を終え、先生方とゼミ生との記念撮影。

うちのゼミは仲が良く、夜は先生方も一緒に飲み交流を深め、みんなで励ましあっていました。

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