外在化の好例
クオール薬局/クオール株式会社
前回のコラム(https://kaikeizine.jp/article/36158/)でもご紹介した薬局の事例です。
インストアスタイルを取ることで、集客力の確保が実現するものでした。
この例で外在化されるコストは「広告宣伝費」です。
当初設計からインストアスタイルを選択することで、広告宣伝にかかるコストを限りなく0に収束させることが可能です(もちろん、完全に0ではありません)。
Timee/株式会社タイミー
一時的に人手が必要なとき、アルバイトやパートを募集するのが王道ですが、いずれも一定の期間雇い入れる必要があります。
また、人材不足が定常化する昨今、募集してもまったく集まらず、損失だけを出すリスクもあります。
そうした背景の中、登場したのがこの事例。
募集の対象を「ギグワーカー」にすることで、企業側に発生する「雇用する負担、リスク」を軽減するというさらに一歩進んだコスト削減を実現しています。
フローズン事業/株式会社アイスコ
https://www.iceco.co.jp/service1/
3例目は「冷凍庫」です。
単に商品を供給するだけではなく、“冷凍車”を仮想的な冷凍庫として提供する事例です。
場所にかかるコストは勘定科目の地代家賃を眺めてみてもよくわかる通りです。
本社や工場などある程度大きなスペースが想定されがちですが、その限りではないことを見事に示している好例です。
まとめ
先日、2023年度の新卒給与が大幅にアップされるというニュースが踊りました。
もちろん、全体的な底上げと同義とは限りませんし、また継続的であるとの確約もありませんが、食品や電気代の値上げなどと同様に、このまま恒常性を帯びる可能性も否定できません(少なくとも給与は前年より下げるという選択肢をとりづらい)。
結果、商品やサービスの機能性、差別化とともに、並行してより戦略的なコストコントロールの設計の重要性が高まることだけは確かです。
ぜひ、旧来からある手法に留まることなく、ご紹介したような柔軟性を持った視点からも検討してみてください。
利益拡充の新たな一手になりうる可能性は大です。
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